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夜中の寝室に響く絶叫…「足の指つった!」と騒ぐも夫は狸寝入り!

体験談

真夜中に金縛りかと思って慌てて起きたら足の指がピクピクと固まって動かなくなっていた、大汗をかいてジョギングしていたらスニーカーの中で足の指をつってしまった……。
30〜50代のミドルエイジ世代の女性の中には、「足の指がつる症状」に悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。
今回は「足の指がつる」をテーマに、医師の白井先生にお話を伺ってみました。 

心の準備ができない! 寝入り端に急に足の指がつるのはどうして?

佐奈さん(34歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

このところ、なぜか足の指をつることが多く、そのたびに驚きと痛みで大騒ぎしています。なんとなく指がピクピクして「あ、これは来るな」とわかるときはまだ心の準備ができるのでいいのですが、まどろみかけた頃に起こるとなると、もう最悪です!
夢だか金縛りだかもわからない状態でいきなり足の指が硬直し、ピキーンと鋭い痛みが走るものですから、布団を手ではねのけて思わず「ギャアアアー!」と絶叫してしまうことも……。
最初のうちは一緒に寝ている夫もびっくりして「大丈夫?」と起きてくれて足をさすってくれたりしていたのですが、最近ではもう慣れてしまったのか、一瞬ピクッとするものの、すぐにまたクークーと健やかな寝息をたてて眠りこけてしまい、全然助けてくれません。
仕方ないので自力で飛び起きて、全集中でピクつく足の指を引っ張ったりつまんだりしてけいれんを抑えることに……。
ひんやりした足の指が温まってくるとようやくスムーズに曲げ伸ばしできるほどに回復するものの、その頃にはすっかり眠気も吹き飛んでしまいます。この人騒がせな足の指がつる症状、なんとか予防や改善する方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
寝入りばなに足の指がつるのはよくあることではありますが、うとうとしている時に不意打ちで起こる痛みや筋肉のけいれんにはびっくりさせられてしまいますよね。
今回は、足に指がつる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

加齢や冷え、疲労による筋肉の収縮が足の指がつる原因に

自分の意思と関係なく足の指が硬直し、筋肉が収縮してけいれんすることを「つる」と言います。
特に足の指は運動中や睡眠時につることが多く、急に筋肉がこわばって指の付け根にある筋肉がけいれんし、痛みをともなって筋肉を動かしづらい状態になります。
原因としては、加齢による筋肉量の減少、冷えによる体温低下から筋肉がこわばってしまうこと、筋肉疲労や脱水、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルの不足などさまざまな要因が挙げられます。また、糖尿病や動脈硬化、末梢神経の障害をともなう慢性疾患がある方は症状を引き起こしやすいので、注意が必要です。

東洋医学では、こうした症状は「気(生命エネルギー)」と「血(血液)」が一時的に不足した状況で生じるとされ、体に不足した栄養を補うことが大切だと考えられています。

次の章ではこのような「足の指がつる」症状を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

足の指がつる症状を予防&改善するセルフケア3選

1.まずは落ち着いて筋肉をほぐしましょう

足の指が突然つってしまった場合は、つっている足指の先を体側にぐっと引きつけ、つっている方向と反対側にゆっくりと伸ばしましょう。つった指が曲がってしまうのは、無意識に足指の筋肉が収縮して固まってしまうためです。落ち着いて安定した場所に座り、つっている部分の筋肉をゆっくり伸ばしつつ、筋肉をほぐすようにマッサージします。固まった筋肉がほぐれてきたら、指先で圧迫して徐々に正常な状態に戻していきましょう。
多くの場合は筋肉がほぐれていくにつれ、痛みもひいていきます。

2.脱水にならないように水分補給しましょう

足の指をつらないためには、普段からこまめに水分を摂り、脱水状態にならないように心がけることが大切です。
脱水状態になると、筋肉を拡張や収縮を調節する機能が低下し、足がつりやすくなると考えられています。特に暑い日や運動中など、汗をかく時にはミネラルウォーターやスポーツドリンクでしっかりと水分補給をして水分不足にならないようにしましょう。
ただし、お茶やコーヒーなどのカフェインが含まれているものは利尿作用があるため、かえって脱水を招くことがあるため注意が必要です。

3.筋肉疲労や血行不良、冷えを防ぐこと

踵の高い靴で足に負担が掛かると、筋肉疲労や血行不良を招き、足の指がつりやすくなることがあります。
ハイヒールでなくても履きなれない靴をいきなり長時間履くことは、普段使わない筋肉を使うことになるため足に大きな負担がかかります。
筋肉疲労から足の指がつらないようにするためにも、長時間歩く時は足に負担のかからない履き慣れた靴で出かけるようにしましょう。
また、冷えも足の指がつる原因になります。寝る前に湯船に浸かって体を芯まで温めることや、朝晩に足指のストレッチをして血流を良くし、筋肉をよく伸ばしておくことも予防につながります。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

足の指がつる症状を改善するために、セルフケアに加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)です。
就寝中や運動中に足の指がつる方、筋肉のけいれんを起こしやすい方に不足している「気」や「血」を補ってけいれんを鎮め、症状を緩和する効果があります。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介は下記リンクをご確認ください。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

血の巡りを良くし、筋肉をしなやかに保ちましょう

今回は、足の指がつる症状に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
日頃から水分不足や足先の冷えに注意し、ストレッチやマッサージで血の巡りを良くし、筋肉をしなやかに保つことが大切です。また、毎日のように頻繁に足の指がつる方や、思い当たる要因がないのに症状が起こる場合は、大きな病気の可能性もあるため、一度病院を受診してみましょう。
こうした気になる症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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