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歩道橋を駆け上がった瞬間…すねにピキーン!と走る激痛に茫然自失!

体験談

寝ている時にふいに痛みを感じて起きたらすねがつって足が硬直していた、長時間デスクワークをした後に階段を駆け上がったら突然すねがつってしまった……。
30〜50代のミドルエイジ世代の女性の中には、このような「すねがつる症状」に悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「すねがつる症状」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。 

すねをつりながらも発熱した娘を迎えに行ったら元気すぎる娘の姿が…

美恵さん(37歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

先日、生まれて初めて足のすねがつってしまい、自分でもびっくりしてしまいました!
これまでも、足の指なら何度かつったことはあるものの、まさかすねまでつることがあるなんて、思ってもみませんでした。しかもこれがもう、痛いのなんのって!
その日は、小学2年生の娘を学校に送り出した後、自宅で趣味のブログを書いていたんです。ネットサーフィンなどもして2時間ほど座って作業していたのですが、そのとき、学校から電話があり「娘が急に体調を崩し、熱もあるので迎えにくるように」との連絡があったんです。普段は風邪ひとつ引かない子だけに心配で心配で…。
立ち上がるや否や、取るものもとりあえず、猛ダッシュで学校に向かったのですが、少しでも早く着きたくて歩道橋を駆け上がろうとしたところで、すねにピキーンとものすごい痛みが走ったんです。あまりの痛みに一瞬「なにこれ!? 何かぶつけた?」とキョロキョロしてしまったほど。
でも、とりあえず急いでいたので、足を引きずるようにして移動し、やっとのことで学校に到着して娘を引き取ると、なぜか娘は嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねて「もう治ったあ!」と……。「なんと人騒がせな! 足、つり損だわ!」と思いつつ安心して帰路につきましたが、すねの引きつりは治まり切らず、近距離にもかかわらずタクシー移動してしまいました。
もう二度とあんな痛みはごめんです。何か良い予防策や対処法があれば教えてください。

ご質問ありがとうございます。
普段あまりしない動きを急激にすることで、筋肉の収縮が間に合わずにすねが引きつってしまうことがあります。すねは特に痛みも強いですし、びっくりしてしまいますよね。
今回は、すねがつる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

すねがつるのは、筋肉の働きの低下と水分不足などが原因

自分の意思と関係なく筋肉が収縮してけいれんし、硬直することを「つる」と言います。
特にすねはふくらはぎや足の指と同様、睡眠時や運動時につることが多く、急に筋肉がこわばってけいれんし、痛みをともなって動かしづらい状態になります。
原因としては、加齢による筋肉量の減少、冷えによる体温低下から筋肉がこわばってしまうこと、筋肉疲労や水分不足、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルの不足など様々な要因が挙げられます。
また、糖尿病や動脈硬化、末梢神経の障害をともなう慢性疾患がある方は症状を引き起こしやすいと言えるため、注意が必要です。

東洋医学では、こうした症状は「気(生命エネルギー)」と「血(血液)」が一時的に不足した状況で生じるとされ、体に不足した栄養を補うことが大切だと考えられています。

次の章ではこのような「すねがつる」症状を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

すねがつる症状の予防&対処法3選

1.筋肉を緩めるストレッチをする

急にすねがつってしまったときは、まずは痛みの少ない体勢で安静にし、息を吐きながら、つった場所をさすり、ゆっくりとひざを伸ばしましょう。
まずは足の親指を体のほうにゆっくり倒してアキレス腱(けん)を伸ばし、次に足の甲からすねの筋肉を伸ばします。左右3~5回繰り返しましょう。ゆっくり足首を回すのも効果的です。
すねがつってしまったときの処置としてはもちろん、起床時や入浴後のストレッチとして取り入れると予防にも効果的です。

2.脱水に注意し体の冷えを防ぐ

筋肉がつりやすくなる原因のひとつに、体の冷えと水分不足、ミネラルやカリウム、ナトリウムなどの電解質の欠乏があります。
水分と電解質の不足により、筋肉の収縮をつかさどる筋紡錘(きんぼうすい)という筋繊維の働きが低下してしまうと考えられているため、症状を予防するには寝る前や入浴前など、汗をかく前に水分補給が効果的です。
また、体の冷えによって筋肉がこわばり、全身の血液や水分の巡りが悪くなることも、つってしまう要因になります。夏場でも足を冷やさないように長ズボンのパジャマを着たり、足湯や入浴でじっくり体を温めるようにしましょう。

3.すねがつるのを予防するツボを押す

すねをつりやすいと感じたら、血の巡りを促し、筋肉の緊張を緩める効果のあるツボ、解谿(かいけい)と陥谷(かんこく)を押すのがオススメです。朝晩のツボ押しで症状を未然に防ぎましょう。

◎解谿(かいけい) 
ツボのある場所:足首の前側、足首を曲げた時シワが出来る中央部。
かかとを手のひらで包むようにして、親指の腹に力を売れて押しましょう。
10秒を3~5回ほど繰り返します。

◎陥谷(かんこく)
ツボのある場所:足の人差し指と中指の骨が結合部分から指2本分手前にあるくぼみ。
片ひざを立てて座り、力を入れやすい指の腹で10秒押し、3~5回繰り返します。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

すねがつる症状を改善するために、セルフケアに加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)です。運動中や寝ている時にすねがつる方、筋肉のけいれんを起こしやすい方に不足している「気」や「血」を補ってけいれんを鎮め、症状を緩和する効果があります。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
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ストレッチやツボ押しで症状を予防しましょう

今回は、すねがつる症状に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状を予防&改善するには、水分不足や足の冷えに注意し、日頃からストレッチやツボ押しで筋肉を柔軟に保つことが大切です。
こうした気になる症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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