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後部座席を振り返っただけなのに…脇腹がつってしまい夫から運転禁止令が!

体験談

背中をかこうとして体をひねった瞬間、脇腹がつった、勢いよく寝返りを打ったら脇腹の筋肉が思いっきりひきつってしまい身動きが取れなくなった……。
30〜50代のミドルエイジ世代の女性の中には、このような「脇腹がつる症状」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「脇腹がつる症状」をテーマに、内科医の田中先生にお話を伺ってみました。

車庫入れ中のハプニング! 後ろを振り返りざまに脇腹がつった私…

裕里子さん(51歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

先日、久しぶりに夫と2人で買い物がてらドライブをした時のことです。このところ自宅で過ごすことも多く、あまり外出していなかったせいか、すっかり楽しい気分で帰路に着いたところまではよかったのですが、車庫入れのときに思わぬコトが起きてしまったんです。
車庫入れはなぜか昔から夫より私の方が上手だったこともあり、その日も行きは夫、帰りは私が運転していました。
ところが、その時! いざ自宅の車庫に車を入れようと後ろを振り返った瞬間、ピキーンと脇腹に引きつるような痛みが走ったんです。あまりのことにビックリし過ぎて「ヒャー!」と変な声を出すと同時にクラクションまで鳴らしてしまい、車内はちょっとしたパニックに! 
車庫入れを夫に代わってもらい、玄関先で痛みをこらえながら脇腹を伸ばしたりさすったりして、なんとか引きつった筋肉を元に戻したものの、まさかあんなちょっとした動きで脇腹をつってしまうとは……。夫からは「運転中だったら大惨事だったよ! 危ない危ない! しばらく俺が運転するから一人で運転しないでよ」なんて言われる始末。
まだまだ若いつもりでいましたが、体の衰えを感じてしまいました。しばらく運転は控えるつもりですが、どうしたらこのやっかいな「つる」症状の再発を防げるのでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
普段あまり筋肉を動かさずにいると、勢いよく振り返る、上の方の棚に手を伸ばす、などといった日常の何気ない動きで脇腹がつってしまう方も多いようです。
今回は、脇腹がつる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

脇腹がつる原因は筋肉への負荷やミネラル不足などが原因

自分の意思と関係なく筋肉が収縮してけいれんし、硬直することを「つる」と言います。特に脇腹は、少し無理な体勢をとった時や運動時につることが多く、痛みをともなって筋肉を動かしづらい状態になります。
原因としては、加齢による筋肉量の減少、冷えによる体温低下から筋肉がこわばってしまうこと、筋肉疲労や脱水、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラル不足などさまざまな要因が挙げられます。
また、糖尿病や動脈硬化、肝硬変などの疾患によって症状が頻発することもあるため、これらの疾患の疑いがあり、頻繁に症状が起きる場合は病院を受診するようにしましょう。

東洋医学では、こうした症状は「気(生命エネルギー)」と「血(血液)」が一時的に不足した状況で生じるとされ、体に不足した栄養を補うことが大切だと考えられています。

次の章ではこのような「脇腹がつる」症状を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

脇腹がつる症状の予防&セルフケア3選

1.ゆっくりと筋肉の引きつりをほぐす

脇腹がつってしまったときは、ゆっくりと腕を上げ、上体をグーっと後ろに反らしながら横に倒し、しばらくその姿勢を続けましょう。
筋肉のひきつれが少しずつ治ってきたら、少しずつ姿勢を戻していきます。戻す時に痛みを感じたらもう一度上体を反らせた姿勢をとり、また少しずつ姿勢を戻します。
慌てて急に動かすのではなく、痛みが治まるまで何度か同じ動作を繰り返して少しずつ引きつりを治すようにしましょう。

2.こまめに水分補給をして脱水を防ぐ

筋肉がつりやすくなる原因のひとつに、水分不足とミネラルやカリウム、ナトリウムなどの電解質の欠乏があります。
水分と電解質の不足により、筋肉の収縮をつかさどる筋紡錘(きんぼうすい)という筋繊維の働きが低下してしまうと考えられているため、症状を予防するには、寝る前や入浴前など、汗をかく前に水分補給をすることが効果的です。
特に夏場は睡眠時の発汗により脱水症状が起こり、症状が起きやすくなることもあるため、就寝前に水分と電解質を両方摂取できる常温のスポーツドリンクで水分補給をするのがオススメです。

3.ストレッチで脇腹の筋肉をしなやかに保つ

慣れない動きや筋肉を使う動作をしたときに脇腹がつりやすい方は、筋肉が硬く、血の巡りが悪くなっていると考えられます。日頃からストレッチをして脇腹の筋肉をしっかりと伸ばし、筋肉をしなやかに保つようにしましょう。
また、体の冷えも血流を悪化させ、筋肉が硬くなる要因になります。お腹周りを冷やさないように心がけ、体を温めて体内の血液や水分の巡りを良くすることが大切です。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

脇腹がつる症状を改善するためには、セルフケアに加えて根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)です。
ちょっとした動きで脇腹がつりやすい方、筋肉のけいれんを起こしやすい方に不足している「気」や「血」を補ってけいれんを鎮め、症状を緩和する効果があります。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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日頃のストレッチで筋肉の柔軟性を高めましょう

今回は、脇腹がつる症状に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状が起こりにくくするためには、日頃からストレッチやマッサージで筋肉を柔軟に保ち、冷えによる血流悪化や水分や電解質の不足に気をつけることが大切です。
また、頻繁につってしまう方や、思い当たる要因がないのに症状が起こる場合は、糖尿病や動脈硬化、肝硬変など大きな病気の可能性もあるため、病院で診断を受けるようにしましょう。

こうした気になる症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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