• HOME
  • 記事
  • 体験談
  • お礼状づくりも難航…文字を書いている途中で手の指がつって痛い!

お礼状づくりも難航…文字を書いている途中で手の指がつって痛い!

体験談

遠いところのものを取ろうとして手を伸ばしたら指にひきつるような痛みが走って硬直してしまった、冬場の寒さで冷えて手がかじかむと指がつってしまいがち……。
30〜50代のミドルエイジ世代の女性の中には、このような「手の指がつる症状」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「手の指がつる症状」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。 

若い頃はこんなことなかった…ふとした動作で手の指がつるのはなぜ?

花江さん(56歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

昔から手書きでお手紙を書くのが大好きな私。達筆だと褒められるのも嬉しくて、年始や盆暮れ、何かにつけてお世話になった方にお礼状を添えて気持ちばかりの品を送ってきました。ところがこのところ、なぜか文字を書いている最中に指がつることが多く、思うようにお礼状書きがはかどらずに困っています。
書いている途中で突然指がヒクヒクし、ツイーンとする痛みが走って硬直してしまうので、いちいちペンを放り出しては悶絶しています。指に息を吹きかけて温め、反対側の手でマッサージしているうちに回復するのですが、一度つると何度も同じところがつってしまうこともあり、全然集中できません。
毎年健康診断を受けていますが、年齢の割にこれといった悪いところもなく、いたって健康なはずなのですが……。でも、若い頃なら立て続けに何枚でも手紙を書き続けられたことを思うと、やはり体力の低下を感じずにはいられません。
このやっかいな手の指がつる症状、なんとか予防や改善をする方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
手の指がつるのも、ふくらはぎや足の指がつるのと同様に、加齢による筋力の低下や冷え、ミネラル分の不足などから生じることが多いようです。
今回は、手の指がつる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

手の指がつるのは、筋力の低下とミネラル不足が原因

自分の意思と関係なく筋肉が収縮してけいれんし、痛みをともなって動かしづらい状態になることを「つる」と言い、「こむら返り」とも呼ばれます。
手の指にこうした症状が起こる原因としては、加齢による筋肉量の減少、冷えによる体温低下から筋肉がこわばってしまう、筋肉疲労や脱水、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルの不足など、さまざまな要因が挙げられます。
脱力感やしびれなどの麻痺症状が続く場合、それが上肢全体かそれに近い範囲に及ぶ場合は脳梗塞などの重大な疾患の可能性もあるため、筋肉の引きつりや痛みだけでなくこうした症状がある場合はすぐに病院で診断を受けるようにしましょう。

東洋医学では、こうした症状は「気(生命エネルギー)」と「血(血液)」が一時的に不足した状況で生じるとされ、体に不足した栄養を補うことが大切だと考えられています。

次の章ではこのような「手の指がつる」症状を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

手の指がつる症状の予防&対処法3選

1.手指のストレッチで疲労を溜め込まない

長時間文字を書き続ける、細かい手作業を続けるなど、同じ動作を継続して繰り返し行うことで筋肉が疲労し、硬くなってしまうことがあります。
こうした筋肉疲労は指がつる大きな要因になりますので、適度に休憩を取り入れて筋肉を休めるようにすることが大切です。
疲労を感じたときには、手指をゆっくり曲げ伸ばししてストレッチを行い、筋肉疲労を溜め込まないようにしましょう。

2.ミネラルと水分の補給を心がける

発汗しやすい暑い時期はもちろん、寝汗をかく睡眠時などにも適切に水分補給をすることも「つる」症状を予防&改善するのに有効です。
水分不足になると、筋肉の代謝が低下し、筋肉を収縮させて曲げ伸ばしをするための筋肉のセンサーの働きの低下を招きます。筋肉の収縮に関係するミネラルであるナトリウム・カリウム・マグネシウムなどの電解質とともに、積極的に水分を摂取するようにしましょう。

3.体を温めて巡りの良い体質に改善する

冷えから筋肉が縮こまり、全身の血液や水分の巡りが悪くなることも、指がつりやすくなる要因になります。
作業を行うときは、手を温めたり揉みほぐしたりして血行を良くし、筋肉を温めてから行うと良いでしょう。また、入浴や足湯で全身を温め、冷えを改善して体全体の血液や水分の巡りを良くすることも効果的です。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

手の指がつる症状を改善するために、セルフケアに加えて根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)です。就寝中や運動中に手の指がつる方、筋肉のけいれんを起こしやすい方の、不足している「気」や「血」を補ってけいれんを鎮め、症状を緩和する効果があります。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介は下記リンクをご確認ください。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

ミネラル不足に注意し、体内の巡りを良くしましょう

今回は、手の指がつる症状に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状を起こりにくくするためには、日頃からミネラル分を多く含む食事をとるように心がけ、水分不足や手指の冷えに注意し、血液や水分の循環を良くすることが大切です。
また、生活習慣病の持病があり、手の痺れやこわばりをともなって指が動かなくなる症状がある場合は、脳梗塞などの大きな病気の可能性もあるため、病院を受診しましょう。

こうした気になる症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

Pick Up!

関連記事