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まるで全力疾走した後のよう…ふくらはぎのだるさと疲労感がつらすぎる

体験談

じーっと動かず同じ体勢で過ごしていたら、ふくらはぎがだるくなってパンパンに張ってしまった、慣れない運動をしたらふくらはぎがひきつれるように痛い……。
30〜40代のプレ更年期世代の女性の中には、そんな「ふくらはぎの疲れ」に悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「ふくらはぎの疲れ」をテーマに、医師の白井先生にお話を伺ってみました。

動いてもいないのになぜ!? 重だるいふくらはぎの疲れはどう改善する?

夕子さん(49歳女性)、公務員の方からご質問をいただきました。

数年前からふくらはぎの疲労感が激しく、足を持ち上げるのもつらいほどのだるさに襲われて困っています。特に夜になると症状が悪化し、ふくらはぎのあたりが痺れてひきつるような感じもあるので、気になってゆっくり眠ることもできません。
日中は基本的にデスクワークで座りっぱなしのため、なかなか足を伸ばすこともできず、常にパンとむくんだように腫れぼったい状態になっているのもつらくて……。このままではいけないと思い、何か運動でもしたほうがいいのかと思って、先週末にトレーニングジムにも行ってみたのですが、運動する前からすでに両足が筋肉痛に重だるくて、ほとんど何もできずに帰ってきてしまいました。
なんだか日々鬱々と過ごしているせいか、このところお腹の調子も思わしくなく、下痢ばかりしています。健康診断では特に大きな異常はありませんでしたが、漠然とした不調に悩む日々です。せめて、このふくらはぎのつらい疲労感とだるさが消えてくれればと思うのですが……。何か良い方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
お仕事中はデスクワークで座ったままの状態が多いとのことですが、長時間同じ体勢をとることで足の静脈の還流が滞り、血行不良を招き、ふくらはぎに疲労が蓄積してしまうことがあります。
今回は、ふくらはぎの疲れの原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

ふくらはぎの疲れはふくらはぎの静脈の血行不良が原因

ふくらはぎの疲労感やだるさの原因の多くは、「同じ体勢で動かずにいた」「ふくらはぎの筋肉を酷使する運動をした」などの理由から起こる静脈の鬱滞によるものです。
こうした流れが滞ことにより、足の静脈が広がってムダな水分が血管から染み出します。それが周りの細胞にまで悪影響を及ぼし、ふくらはぎの疲労感やだるさ、むくみをはじめとする様々な症状が現れます。

また東洋医学では、ふくらはぎの疲労感は五臓の消化器系をつかさどる機能が低下し、それにともなって「気(生命エネルギー)」や「血(血液)」の巡りが悪くなることで生じると考えられています。

次の章ではこのような「ふくらはぎの疲れ」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

ふくらはぎの疲れを改善する3つのセルフケア

1.日頃から適度な運動で疲労予防を心がける

ふくらはぎの疲労感やだるさを予防するためには、血の巡りを良くし、筋肉をやわらかく保つことが大切です。
ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動や、ヨガやストレッチなどの筋肉の伸縮性を高めるエクササイズなど、体に負担をかけ過ぎない程度の軽めの運動を継続するようにすると良いでしょう。
特に、ウォーキングは日頃運動不足な方でも取り入れやすく、1日に20〜30分ほど取り入れることでふくらはぎのだるさやむをえずくみを予防することができるのでオススメです。

2.つま先の上げ下げでうっ血を取る

仕事などのやむをえない事情で、立ったままや座ったままなどの同じ体勢を長時間続けなければならない状況のときにも、少し工夫をしてふくらはぎの筋肉を動かすことを意識してみましょう。
立つ姿勢を続けなければならない時には、時々爪先立ちになってかかとを上げ下げしてふくらはぎの筋肉を動かしたり、座っている場合には座った体勢のままつま先とかかとを上げ下げします。それぞれ10回ほど繰り返すだけでも足首に溜まったうっ血が改善し、だいぶだるさが軽減されるはずです。

3.ふくらはぎを圧迫するグッズを活用する

デスクワークや立ち仕事をしている中で、夕方から夜にかけて足のむくみがつらくなってくる方や、パンと張ってむくんだような状態になってしまったふくらはぎのだるさの改善には、ほどよい圧迫感のある「弾性ストッキング」の着用がオススメです。
また、就寝時に履いて寝ることでふくらはぎ全体を圧迫して血液の逆流や滞留を防止してくれる、ソックスやレギンスタイプのむくみ解消グッズなどを活用しても良いでしょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

ふくらはぎの疲れを改善するために、市販の外用薬の塗布や弾性ストッキングの着用などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)です。疲れやすく、足のだるさやしびれなどの症状のある方の「気」や「血(血液)」を補って症状を緩和する効果があります。
また体力がなく、倦怠感の強さや食欲不振などの胃腸症状もつらい方には、「気」を巡らせて体全体の疲労感を改善する補中益気湯(ホチュウエッキトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介は下記リンクをご確認ください。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

日頃から血の巡りを良くして筋肉を動かす努力を!

今回は、ふくらはぎの疲れに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善のためには、日頃から軽めの運動を日常に取り入れて、血の巡りを良くし、筋肉をしなやかに保つことが大切です。やむをえず長時間同じ体勢を取る時にも適切なケアを行うことで筋肉を動かしたり、むくみを取る工夫をするように心がけてみましょう。
また、こうした気になる疲労症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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