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女の対抗心が招いた悲劇! 過剰な糖質オフからの「低血糖」で眠気とだるさが止まらない!

体験談

毎日ちゃんと寝ているのに日中なぜか眠くて仕方がない、ダイエットで食事制限していたら低血糖になり、一日中眠気とだるさが続いている……。
30〜40代のプレ更年期世代の女性の中には、このような「低血糖による眠気」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「低血糖による眠気」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

過剰な糖質オフで「低血糖」に…ちゃんと寝てるのになぜ眠くなるの⁉︎

紗代さん(31歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

仲の良い同僚が最近痩せてすごくキレイになったんです。ちょっと前まではぽっちゃりしていて服のセンスだってそんなに良いとは思えない感じがしたのに、今ではすっかり垢抜けて注目の的に! あんまり気になったので、「どうやって痩せたの?」って聞いたら、糖質ダイエットで10kgものダイエットに成功したって言うんです。
正直、糖質制限ダイエット大ブームの時にはさして興味を持たなかった私も、俄然ダイエット熱がムクムクと湧いてきてしまって……。翌日からさっそく、炭水化物にお菓子にと、ありとあらゆる糖質を抜いてみたんです。もちろん、肉類や野菜類はたらふく食べていましたから、健康には何に問題もないと思っていたのですが、これが飛んだ大間違いでした。
1週間で3kgほど一気に体重が落ちたのは良かったのですが、朝から頭が朦朧としてしまって、会社に着くなり猛烈な睡魔が襲ってきたんです。ランチを食べたらほんの少し回復したものの、なんだか一日中ボーっとして睡魔と戦っている状態で、仕事どころではない状態に。
朝ごはんを抜いて出社していたせいもあり、出社してからランチを食べるまではフラフラな日々。さすがにもう我慢ができないのでダイエットは中断しようと思いますが、どうしたらこの眠気とだるさを解消できるでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
極端な糖質制限によるダイエットで糖質を控え過ぎて「低血糖」の状態になると、身体の基本的な活動に必要なエネルギーさえ生み出せなくなってしまうため、注意が必要です。
今回は、低血糖による眠気が起きる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

低血糖による眠気の原因は脳や筋肉へのエネルギー供給不足

身体を動かすエネルギーを得るには糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素が必要不可欠ですが、特に「糖」が不足すると、頭や筋肉を働かせるためのエネルギーが足りなくなります。
そのため、ダイエットや栄養不足から糖の摂取が減って低血糖の状態に陥ると、頭がぼーっとして働かなくなったり、体の動きが緩慢になって強い眠気を引き起こすことがあります。
また糖質の不足以外にも、食事で過剰に糖質を摂りすぎると急激に血糖値が上昇し、その後血糖値の急降下が起きることで低血糖状態に陥ることがあるため、注意が必要です。

東洋医学では、血糖値のアンバランスによって生じる様々な体の症状には、胃腸をつかさどる「脾(ひ)」の機能低下が関係すると考えられています。
次の章ではこのような「低血糖による眠気」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

低血糖による眠気を改善するセルフケア3選

1.症状が起きている時はブドウ糖の補給をする

低血糖状態による急激な眠気やだるさを感じた時には、まずは何らかの形で糖分を補給しましょう。
すぐに眠気を改善したい場合は、チョコレートなどに含まれるショ糖や乳糖などの二糖類よりも、甘い飲み物やキャンディ、ラムネなどに含まれる単糖類のブドウ糖を摂ると良いでしょう。ブドウ糖は体内への吸収が早いため、糖が体に取り入れられるとすぐにエネルギーに変わり、すばやく低血糖症状を改善する効果があります。
摂り過ぎには注意が必要ですが、普段から低血糖気味の方はブドウ糖入りの甘いものを持ち歩くと良いかもしれません。

2.低血糖を引き起こす糖質制限をしないこと

低血糖によって眠くなってしまう原因の多くは、糖質不足から身体を動かす基本的なエネルギーが不足してしまっていることによるものです。
低血糖は放置して症状が進行すると、体の痙攣や昏睡状態を招きかねないものです。
不摂生な食生活による朝食抜きや偏食、過剰な糖質制限によるダイエットから低血糖になり、眠気やだるさが出ている場合は、すぐに生活の改善やダイエット方法の見直しを心がけるようにしましょう。

3.良質な睡眠を確保するようにしましょう

日中に眠気を起こさないためには、夜の睡眠でたっぷり質の高い睡眠を摂ることも大切です。
自分ではきちんと睡眠時間を確保しているつもりでも、スマホを見たりテレビを視聴しながら寝たり、明かりを消さずに寝たりする習慣がある場合は、良質な睡眠が取れていない可能性があります。
ささいな血糖値の変動で眠気やだるさを起こさないためにも、夜はデジタル機器に触れず、暗く静かな環境で眠るようにしましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

低血糖による眠気を改善するために、市販薬やサプリの服用などの選択肢に加えて、根本的な体質改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、小建中湯(ショウケンチュウトウ)です。無理なダイエットで体が冷え、衰弱が激しい方の体を温めて胃腸の調子を良くし、体力をつけて症状を改善する効果があります。
また、日中強いだるさや疲労感とともに急な眠気の発作がおきてしまう方には、「気」を補って「脾」の衰えを改善する効果のある補中益気湯(ホチュウエッキトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介は下記リンクをご確認ください。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

血糖値の多少の変動に負けない体質を作りましょう

今回は、低血糖による眠気に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善のためには、良質な睡眠をとって睡眠不足の状態に陥らないようにしておくことはもちろん、不摂生な生活による朝食抜きや過剰な糖質制限ダイエットをしないようにすることが大切です。
こうした気になる眠気の症状改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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