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ジトジトした湿気に耐えきれない…熱っぽさとだるさで早くも夏バテ!

体験談

連日の暑さで毎日ダラダラと汗をかいて体力を消耗していたら微熱が続くようになってしまった、夏本番前なのに湿気のせいか体がだるく、なんだか常に熱っぽい感じがする……。
30〜60代の幅広い世代の女性の中には、こんな「夏バテによる微熱」に悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「夏バテによる微熱」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。 

夏バテによる微熱がつらい…暑さと湿気による体力消耗でヘトヘトに!

芳子さん(55歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

もともと汗っかきで猛暑でなくとも暑がりな私。冷房をつけるにはまだ早い時期でもあり、扇風機を最大風量にして自分の近くに置いているのですが、風が直撃して冷えたのか、このところ節々の痛みが出てきたのに加え、汗も出にくくなり、熱っぽさやだるさを感じて参っています。
夫は南国育ちで夏の暑さに強いせいか、「いつも30℃超えない程度の暑さなんてなんでもない。なんでそんな汗かくんだ?」なんて涼しい顔。隣で暑さのあまりヘトヘトになっている私としたら、そのスカした表情からして憎らしいことこの上ありません。
先日も、朝からどうにもだるくて熱っぽく、体がほてったようになってしまったので、熱を冷まそうと冷たいアイスを食べたのですが、かえってお腹が冷えて具合が悪くなってしまいました。
まだまだ夏本番はこれからですし、酷暑に耐える日々が続くと思うと恐怖でしかありません。
どうしたらこの微熱とだるさを解消することができるでしょうか。何か良い改善方法があれば教えてください。

ご質問ありがとうございます。
湿度が高いと、気温がそこまで高くなくても体感温度が上がってしまうため、暑さが本格的になる前の5月、6月頃からだるさや微熱など、夏バテのような症状が出る方も少なくありません。
今回は、夏バテによる微熱の原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

暑さと湿気による体温調節機能の低下が微熱の原因

爽やかで過ごしやすい春から一転、じめじめとした梅雨が明けてすぐに猛暑が訪れる夏は、過剰な暑さや湿気によって体力が奪われ、自律神経が乱れがちです。
こうした体の働きの低下から様々な体調不良が起こることを夏バテといい、特に微熱をともなう夏バテ症状は、自律神経の乱れや多汗による汗腺のつまりから体温調節機能の働きが低下して生じると考えられます。

また東洋医学では、暑さから「熱邪(ねつじゃ)」といわれる過剰な熱が体内に侵入し、湿度の高さによる「湿邪(しつじゃ)」の影響も加わることで微熱やだるさなど様々な不調が生じると考えられています。

次の章ではこのような「夏バテによる微熱」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

夏バテによる微熱を改善する対処法3選

1.良質な睡眠で体力と自律神経の回復を!

暑さや湿気による体力の低下から微熱やだるさを生じないようにするには、一日の疲れを睡眠でしっかり癒し、疲れを翌日まで残さないことです。
長時間ダラダラと寝るより、時間は短くても質の高い睡眠をとることができれば疲れを解消することができます。
清潔で心地よいと感じる寝具を揃える、寝る前に温かいハーブティを飲んで気持ちを落ち着ける、寝る直前までスマホをいじらないなど、副交感神経を優位にして心地よく入眠できる睡眠環境を整え、乱れた自律神経を回復させるようにしましょう。

2.食生活を見直して体を冷やさないこと

夏は冷たいものの食べ過ぎや、栄養よりも喉越しを重視した食生活をしてしまいがちですが、こうした食生活の乱れは内臓の冷えや機能の低下を招き、自律神経の乱れを加速してしまいます。
微熱が続く場合は、冷たい食べ物や飲み物を控え、疲労回復に効果的なアミノ酸やタウリンも意識して、タンパク質もしっかり摂り、三食をバランス良く食べるように心がけましょう。
土の中で育つ大根や人参などの根菜類や生姜や唐辛子など体を温める作用のある食材をうまく取り入れ、体を冷やさないようにすることも大切です。

3.睡眠中も快適な温度を湿度を保ちましょう

猛暑のなかで大量の寝汗をかきながら眠ると、寝ている間も自律神経を酷使し続けることになり、睡眠中にも疲労が溜まってしまいます。
さらに大量の汗をかくことで汗腺がつまると体温調節機能の低下を招き、微熱が出る原因になってしまいます。
快眠のためには暑さを我慢せず、就寝中もエアコンで快適な室温や湿度をキープすることが大切です。
寝冷えが気になる場合は、エアコンの風が直接体に当たらないように寝る場所を工夫して体が冷え過ぎないようにすると良いでしょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

夏バテによる微熱を改善するために、セルフケアに加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、補中益気湯(ホチュウエッキトウ)です。体力や気力の低下から微熱や寝汗の症状のある方の「気(生命エネルギー)」を補い、消化をサポートして症状を改善する効果があります。
また、暑さによる全身の倦怠感や疲労感が強い方には、体の熱を冷まして体内の水分バランスを整える効果のある清暑益気湯(セイショエッキトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介は下記リンクをご確認ください。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

質の高い睡眠と食生活で心身の回復を心がけましょう

今回は、夏バテによる微熱に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の悪化を防ぐためには、栄養バランスのとれた食生活をし、体や内臓の冷えを避け、質の高い睡眠をとって心身の疲労回復を心がけることが大切です。
もし頭痛やだるさをともなう発熱がある場合は、熱中症の初期症状の可能性もあるため、体調が改善せず悪化する場合は早めに病院を受診しましょう。
こうした気になる夏バテ症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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