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暑さと寝苦しさで眠れない…夏バテによる眠気とだるさのスパイラル!

体験談

暑さで寝苦しく、睡眠不足が続いたせいで日中にウトウトしてしまうことが増えた、何をしても疲労感が強く、仕事中も眠気とだるさで全然集中できない……。
30〜60代の幅広い世代の女性の中には、こうした「夏バテによる眠気」に悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

このような自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「夏バテによる眠気」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

これって夏バテのせい⁉︎ 暑さによる睡眠不足で会社で居眠りばかり…

菜々子さん(45歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

連日夜でも30℃越えの猛暑が続き、毎日寝苦しくてうまく眠ることができません。そのせいか、仕事中につい居眠りをしてしまうほど強烈な睡魔に襲われ、困っています。
もともと冷え性で冷房があまり好きではなく、できることなら冷房をつけずに過ごしたいのですが、オフィスではそんなこと言っていられませんし、帰宅してもあまりの暑さで熱中症になりそうなためやむなく27℃程度に冷房を設定してつけてしまっています。
帰宅後はさっとシャワーを浴びてなるべく早寝するようにしているのですが、なぜか夜は目が冴えてうまく眠れず、ゴロゴロして冷房をつけたり消したりしているうちにようやく眠れるような状態です。それでも眠りが浅いのか、暑さと寝苦しさから夜中に何度も目が覚めてしまいます。
当然、ちっともスッキリした気分で起床できず、疲れ切った状態で出社するのですが、そうするとまた睡魔に襲われることの繰り返し……。
どうしたら眠気とだるさを解消し、この負のスパイラルを断ち切ることができるのでしょうか。何か良い改善方法があれば教えてください。

ご質問ありがとうございます。
猛暑による寝苦しさから睡眠不足や眠りの質の低下が起きると、体内時計が大きく乱れ、日常生活に支障をきたすほどの眠気に襲われてしまう方も少なくありません。
今回は、夏バテによる眠気の原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

自律神経の乱れによる睡眠の質の低下が眠気の原因

過剰な暑さや湿気によって体力が奪われる夏の時期は、寒暖差から自律神経が乱れがちです。
こうした体の働きの低下から様々な体調不良が起こることを夏バテといい、特に眠気をともなう夏バテ症状は、自律神経の乱れによって睡眠の質が低下することなどによるもので、日中に強い疲労感や集中力の低下を感じるとともに起こることが多いようです。

また東洋医学では、気温や湿度の高さによる疲労によって胃腸をつかさどる「脾(ひ)」の働きの低下から夏バテが生じるとされ、特に眠気やだるさの症状は「気(生命エネルギー)」の不足により生じると考えられています。

次の章ではこのような「夏バテによる眠気」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

夏バテによる眠気を解消するセルフケア3選

1.規則正しい生活で体内時計を正常に保つ

人には24時間周期の概日時計(サーカディアンリズム)と呼ばれる体内時計が備わっており、日中を活動的に過ごし、夜は休息モードになり体を休めるというリズムがあります。
過度な暑さや湿気、急激な寒暖差から自律神経が乱れると体内時計のリズムが崩れ、睡眠の質が低下して日中に眠気や倦怠感に襲われるようになると考えられています。
体内時計を正常に保つためにも、毎日決まった時間に起床・就寝し、朝はしっかり太陽の光を浴びて自律神経を徐々に目覚めさせましょう。
規則正しい生活で体内時計が正常化すると睡眠の質が向上して自律神経が回復するため、夏バテによる眠気の解消にも効果的です。

2.作業中はこまめな運動と水分補給を忘れずに

冷房の効いた室内で長時間のデスクワークをし、ずっと同じ姿勢でいると、下半身の血の巡りが悪化して体内に疲労物質がたまりやすくなります。
作業中の眠気を防ぐためにも、こまめに休憩をとって階段の上り下りをしたり、ストレッチで筋肉を伸ばしたりして血流を改善しましょう。
また、夏場は無意識のうちに脱水になりやすいため、日中活動する際は塩分の含まれたスポーツドリンクなどの水分をこまめに摂ることも大切です。

3.質の高い睡眠を得るようにしましょう

日中の眠気を解消するためには、質の良い眠りをたっぷりとることが一番です。睡眠の質を高めるには、副交感神経を優位にし、リラックスした状態で入眠することを心がけましょう。
暑くてお風呂にも入りたくない!という方もいらっしゃるでしょう。ですが、38~40℃ほどのぬるめのお湯に5~10分ほどでもよいので湯舟に浸かって体の深部体温を上げ、血の巡りを良くすることが大切です。
入浴後はエアコンで湿度と温度を快適な状態に設定し、3時間ほどタイマーをかけて眠りにつけば、徐々に温まった深部体温が下がり、質のよい眠りを得ることができます。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

夏バテによる眠気を改善するために、セルフケアに加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、補中益気湯(ホチュウエッキトウ)です。体力や気力が低下し、日中の眠気や疲労感の強い方の「気(生命エネルギー)」を補い、消化をサポートして症状を改善する効果があります。
また、眠気に加えて暑さによる全身の倦怠感が強く、体力が低下気味の方には、体の熱を冷まし、体内の水分バランスを整える効果のある清暑益気湯(セイショエッキトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介は下記リンクをご確認ください。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

規則正しい生活で質の高い睡眠を得る努力をしましょう

今回は、夏バテによる眠気に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
日中の眠気やだるさを解消するには、夜のうちにしっかりと質の高い睡眠を得ることが一番です。規則正しい生活を送ることで自律神経を整え、体内時計を正常化させましょう。
こうした気になる夏バテ症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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