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痩せる努力が裏目に⁉︎ やみくもな筋トレでアスリート並みの太ももに!

お悩み

ガッチリした太ももの肉がどうやっても落ちない、ダイエットのため鍛えすぎて余計に太い太ももに……。30〜60代の幅広い世代の女性の中には、太ももの脂肪の落ちにくさに悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないダイエットに関する悩みの解消や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回はダイエットにおける「太もも痩せ」をテーマに、医師の白井先生にお話を伺ってみました。 

頑張るほどに太ももが逞しく…私のダイエット、何が間違ってるの?

一江さん(52歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

3人の子どもが全員成人して育児が落ち着いたこともあり、やっと自分のことにも目が向くようになってきた今日この頃。そうなると、気になるのはやはり脂肪をどっさり溜め込んだムチムチの太ももです。若い頃にスポーツ経験もあり、もともとがっしりした体型ではあったのですが、筋肉の衰えに反比例するかのように脂肪が蓄積。
その結果、年々ムチムチ感が増し、今やまともに履けるパンツはほぼない状態に。いつも足が全て隠れるウエストゴムのロングスカートか緩いロングワンピースばかり着ている始末で、自分と同年代の方が細身のスキニーデニムで颯爽と闊歩しているのを見ては落ち込むばかりでした……。
そんなわけで、そんなネガティブな自分がほとほと嫌になり、深夜の通販番組で“一目惚れ買い”した足漕ぎ式の美脚ダイエット器具で太もも痩せに挑戦することに。
ところが、早く結果を出したいという焦りがいけなかったのか、若かりし頃の体育会根性が目覚めてやみくもに漕ぎまくったのがいけなかったのか、せっかくの努力が完全に裏目に出てしまったんです。太いももに筋肉がつき、さらに逞しくなってしまい、まるで競輪の選手のよう。
私はスキニーデニムを綺麗に履きたかっただけなのに……。
一体どうしたらシュッとスリムな太ももになれるのでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
ダイエットをしても、うっかり鍛え方を間違えると、帰ってムチムチと逞しさあふれる太ももになってしまうこともあるため、太もも痩せは難しいですよね。
今回は、スムーズに「太もも痩せ」をする方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

太ももが痩せにくいのは代謝の悪さや骨盤の歪みなどが原因

多くの女性が悩む下半身太りの中でも、特に多いのが太ももの太さに関する悩みです。
しかも、太ももはダイエットをしても見た目に変化がなかなか現れなかったり、すぐに脂肪がついてしまう場所でもあるため、ダイエット中の悩みのタネにもなりがちです。

太ももが痩せにくい理由としては、冷えやむくみから代謝が滞ったり、姿勢の悪さや妊娠・出産を経たことによる骨盤の歪み、筋肉量の少なさや加齢による筋力の低下など、様々な原因があります。
特に、太ももの裏側の筋肉は普段余り使うことがなく、日常生活の中で鍛えることが難しいため、意識してトレーニングすることが太もも痩せの近道になります。

次の章ではスムーズに「太もも痩せ」するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

太ももを細くするための3つのセルフケア

1.目標値を設定してバランスよく引き締めを!

あくまで美容的な目安ではありますが、一般的に女性のベストな太もも(太ももの一番太き付け根の場所)のサイズは「身長×0.3cm」とされるようです。
まずは、なぜ太ももが太くなったのかをきちんと把握し、やみくもに太ももを細くしようと焦るのではなく、現状のサイズとの兼ね合いも考慮して、自分なりに無理のない目標値を設定することが大切です。
目標値を設定したら、こまめにサイズを測るのもオススメです。間食や食べ過ぎなどの不摂生な食生活を正し、ある程度のカロリー調整もしながら、程よい筋力トレーニングやストレッチをして理想に近づけていくようにしましょう。

2.スクワットで鍛えにくい裏ももを鍛える

太もも痩せにとって重要な“裏もも”を集中的にしっかり鍛えられるのが「足開きスクワット」です。消費カロリーが高く骨盤矯正効果があることに加え、太ももだけでなく、太ももに繋がるお尻やウエスト、背中なども同時に鍛えられることで、均整のとれた下半身のシルエットを作ることができます。
一連の流れを1セットとし、1日に4〜5回、できるタイミングで実践しましょう。

◎足開きスクワット
①立った状態から両足を1m〜1.5mほど大きく開き、爪先を外側に向け、背筋を伸ばす
②上体を真っ直ぐにして姿勢を整え、腰がブレないよう体幹を意識し両手を天井に伸ばす
③息を吐きながらゆっくり膝を曲げ、両膝が90度の角度になるまで腰を下ろしていく
④顎が上がらないように注意し、息を吸いながらゆっくり元の位置へ戻す
⑤8回〜10回程度をワンセットとし、1日に3セット程度こなすようにする

3.温めて血液やリンパの流れを改善する

筋力の低下以外にも、冷えによって血液やリンパの流れが悪化し、老廃物が溜まることでむくみが慢性化し、太ももが太くなることがあります。
老廃物がうまく排出されないことで、さらにむくみや冷えが悪化し、太ももが痩せにくくなるという悪循環に陥っていることもあるため、しっかりと体を温め、血液やリンパの流れを良くすることが大切です。
温かいお風呂の中で膝から太ももにかけてマッサージしたり、指で太ももの付け根を押したりして、巡りを良くしましょう。また、血行が良くなっている入浴後のタイミングでストレッチをし、太ももの裏の筋を良く伸ばすようにするのもオススメです。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

スムーズに太もも痩せをするために、エクササイズや食生活の改善、市販薬や処方薬の服用などの選択肢に加えて、根本的な体質改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、大柴胡湯(ダイサイコトウ)です。体力はあるけれど、加齢による代謝の悪化で溜め込んだ脂肪が落ちにくい、という方の「気(生命エネルギー)」の巡りを良くして脂肪の燃焼をサポートする効果があります。
また筋肉量が少なく、冷えやむくみから太ももに脂肪がつきやすくなっている方には、水分代謝を整えて老廃物を流す効果のある防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてください。

目標値を設定してゆっくり目標に近づきましょう

今回は、スムーズに太もも痩せするためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
健康的にダイエットするためには、まずは体をしっかり温め、体内の血液やリンパの巡りを良くすることや、太もも裏の筋肉を鍛えるスクワットなどを取り入れることが大切です。
そしてしっかりと現状に合わせた目標値を設定し、諦めずにストレッチやマッサージを継続するようにしましょう。
また、こうした様々なダイエットにおいて、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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