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ボロボロ爪が日々悪化!ついに爪の先端がめくれ上がって「三枚爪」に…

体験談

先端から爪が薄く剥がれて何層にも分かれてガタガタになってしまう。水仕事による手荒れと乾燥で爪が割れてボロボロになってしまった……。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「爪がボロボロになる症状」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

手肌の乾燥とともに爪までボロボロに…この悲惨な状況をどうすれば?

潔子さん(56歳女性)、パート勤務の方からご質問をいただきました。

このところパートで水仕事を担当することが増えたせいで手荒れがひどく、爪までボロボロになってしまい、困っています。
最初のうちは手が赤くなってかじかむ程度だったのが、そのうち肌がガサガサに乾燥し、ひび割れてきたんです。その頃から爪が割れやすくなり、ひどい時には二枚爪どころが三枚爪に!
爪の先端がガタガタになったところから爪がどんどん剥がれてしまったり、爪の表面もひび割れてボロボロな状態になってしまいました。パート先では生鮮食品を扱っているため、ハンドクリームを出してベタベタと塗るわけにもいかず……。
帰宅後に冷え切った体を温めながら、ひどい状態の爪や手を見てはため息をつく毎日です。
先日も、髪を洗っている時にボロボロの爪に髪の毛が挟まって抜けてしまったり、スキンケアをしている時に爪の尖った部分で肌を傷つけてしまい、ほとほと嫌になってしまいました。いったいどうしたらこのひどい状態の爪を改善することが出来るのでしょうか?
何か良い解決策があれば教えてください。

ご質問ありがとうございます。
爪も他の皮膚と同様、「ケラチン」というタンパクの一種で構成されているため、皮膚と同様に、乾燥や血行不良によって大きなダメージを受けることがあります。
今回は、爪がボロボロになる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

爪がボロボロになるのは老化や栄養不足、乾燥などが原因

爪がボロボロになり二枚爪や三枚爪になる原因としては、爪の老化や栄養不足、乾燥やネイルアートのやり過ぎなどからダメージを受けることが挙げられます。
また、爪が分厚くなって白く濁り、ボロボロに剥がれ落ちてしまう、といった症状がある場合は、「爪白癬(つめはくせん)」といって、爪の水虫に感染している可能性もあります。進行すると爪の周囲の炎症や痛みなども起こることがあるため、「爪白癬」が疑われる場合は皮膚科を受診して適切な治療を受けることが大切です。

東洋医学では、爪は「血(血液)」の余りでできているとされ、貧血や栄養不足、ストレスから血液を蓄える働きのある「肝」が衰えることでトラブルが起きると考えられています。

次の章では、このような「爪がボロボロになる症状」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

ボロボロの爪を改善するセルフケア3選

1.爪切り後はヤスリで先端を滑らかに

乾燥や栄養不足などから爪がダメージを受けていたり、ぶつかって衝撃を受けた時に、爪の先端からボロボロと薄く爪の層が剥がれてしまうことはないでしょうか?
これは爪が表面から下に向かって「背爪」「中爪」「腹爪」の三層構造で出来ているためです。爪のダメージによって表層の「背爪」がめくれて剥がれ「二枚爪」になったり、さらに悪化すると「中爪」までめくれて「三枚爪」になってしまうこともあります。
こうした状況を防ぐために、まず爪切りの後にきちんとヤスリをかけて、爪の先端を滑らかに整えておくようにしましょう。
切った後の爪の断面には見えない凹凸があり、この断面が気づかないうちに刺激されたり衝撃を受けることでボロボロに爪が剥がれていってしまうことがあります。
日頃の爪切りにもう一手間かけ、爪をケアしてあげることが大切です。

2.保湿ケアを習慣にして爪に潤いを与える

爪の主成分はタンパク質の「ケラチン」で、皮膚の角質層が幾重にも重なって出来たいわば皮膚の一種ですので、手荒れや乾燥などにより爪がボロボロになることがあります。
乾燥によって爪がひび割れたりシワが出来たりしている場合は、朝晩にハンドクリームを塗り、手指の保湿をすることが大切です。
爪の先や甘皮の部分にも優しく塗り込むことで血行の促進にもなるため、毎日の習慣にしてしまいましょう。
また、素手で水仕事をしている場合は、洗剤に含まれる界面活性剤により、手肌に必要な皮脂が奪われ過度な乾燥を招いていることもあります。水仕事をする場合は、ゴム手袋をして行うようにするのがオススメです。

3.「爪白癬」を予防して爪や指を清潔に保つ

爪が分厚く白っぽくなり、ボロボロに剥がれ落ちてしまう原因のひとつに爪白癬(爪の水虫)を挙げましたが、セルフケアで感染を予防することが出来ます。
爪白癬の感染経路は、主に接触と感染によるものであるため、まずは白癬菌への接触を避けることが大切です。例えば、病院や学校、飲食店や公共施設などにある、共用スリッパを履くことを避けることも感染対策になります。
ただ、白癬菌が物を介して付着するだけで爪白癬になることはなく、皮膚の中に住み着く前に洗い流せば感染は防げますので、足の指、手の指をともに清潔にし、ささくれがあれば菌が入らないようにケアも行うことが大切です。万が一感染した場合は、必ず皮膚科で治療を受けるようにしましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

爪のボロボロを改善するために、セルフケアや皮膚科での治療などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、四物湯(シモツトウ)です。
栄養不足から皮膚や爪が乾燥し、加齢やストレスによって疲労感やだるさもある方の、「気(生命エネルギー)」や「血」を巡らせて爪に潤いを与える効果があります。
また、爪が乾燥してひび割れ、冷え性で貧血気味な方には「気」や「血」の不足を補い、健康的で潤った爪を育てる十全大浦湯(ジュウゼンタイホトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてください。

手指の丁寧なケアと爪白癬の感染予防を心がけましょう

今回は、爪がボロボロになる症状に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善のためには、日頃の爪切りの際にヤスリで爪の先端を滑らかに整え、手指の保湿ケアを怠らないようにしましょう。手指を清潔に保ち、水虫の原因となる「白癬菌」への接触を避けることも大切です。
また、こうした気になる爪の症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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