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この「巻き爪」さえなければ! 元気と気力を奪う痛みでストレスが爆発!

体験談

爪が伸びてくるたびに足の指に爪が食い込んで痛くて仕方がない。巻き爪が悪化して立っていることさえもつらい……。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか?
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「巻き爪による痛み」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

数年来の「巻き爪」が悪化…この痛みを解消して活発な自分に戻りたい!

郷美さん(60歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

もともと外反母趾気味で、なかなか足にフィットする靴がなくて変な歩き癖がついてしまったのか、ここ数年で巻き爪がだいぶ悪化してしまい、歩くのもつらいほどになってしまいました。これまではなんとか騙し騙し過ごしてきたのですが、このところ爪が食い込んでいる部分の痛みを強く感じるようになり、外出するのも億劫になってしまって……。
このままではいけないと思って、散歩がてらなるべく家の近くに用事があるときは歩くようにしていたのですが、巻き爪の痛みをかばって歩くせいで、膝の痛みや妙な筋肉痛のような痛みが出てしまい、まずます出不精になるばかりです。
もともとはアクティブに過ごすのが好きな方で、以前は趣味のガーデニングをしたり、友人とショッピングにも行ったりしていたため、出かけられないとなると今度はやたらとストレスも溜まって気が滅入ってしまいます。
この巻き爪の痛みさえなければまだまだ元気に歩き回れるのにと思うと、悲しくて仕方がありません。どうにかしてこの巻き爪を解消する方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
歩く時にも痛みがあるとのことで、元気があるのにも関わらず出かけられないとなると、ストレスも溜まってしまってつらいですよね。
今回は、巻き爪による痛みの原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

深爪や足への過剰な負担、歩き方などが巻き爪の原因

巻き爪とは、主に足の爪の端が内側に巻き込んだ状態になることで、爪が厚くなり、足の指の肉に食い込むように爪が伸びてくるために強い痛みが生じます。巻き爪になると歩くたびに痛みが生じたり、悪化すると何もしなくても痛みが起こるようになることもあります。
また、痛みをかばって歩くことにより膝痛や腰痛、転倒の原因になることもあるため、適切なケアや治療を行うことが大切です。
巻き爪を招く原因としては、爪を切る際に深爪になり過ぎたり、外反母趾や足の形に合わない靴を履くことで爪に過剰な力がかかること、歩き方が悪く足の指に力が入っていない状態が続くことなどが考えられています。

東洋医学では、ストレスなどが溜まり、「気(生命エネルギー)」が滞ることで「血(血液)」の巡りも悪化することで巻き爪が生じると考えられています。

次の章では、このような「巻き爪による痛み」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

巻き爪による痛みを解消するセルフケア3選

1.正しい爪切りをマスターしましょう

巻き爪になってしまう原因として特に多いのが爪切りの際の失敗で、「深爪」になり過ぎてしまっていることが挙げられます。
「深爪」の状態で長時間歩いたりすることで、足の指に力が加わると、爪の先にある皮膚を刺激して盛り上がってしまい、爪にも皮膚にも過剰な負担がかかることになります。
爪が伸びてきても痛みが起きないようにするには、正しい爪切りの方法を知り、実践するのがベストです。

◎「深爪」にならない爪切り方法
①爪の先端が皮膚から出る状態にまで爪を伸ばす
②爪を切るときは、爪の長さを指先と同じか、1mmほど長いところでカットする
③カットする際は爪の先が平らになるように切り角は少し整える程度で切り過ぎないこと
※シルエットとしては平らなスクエア型に整え、切り過ぎないに意識して3〜4週間に一度、整えるように爪切りをするのがポイントです。

2.靴選びと歩き方を見直しましょう

足の形に合わない先端の尖った靴、高すぎるヒールやサイズの合わない靴を履き続けることも、巻き爪や、その痛みを悪化させる原因になります。
巻き爪が気になる場合は、クッション性が高く、足にフィットするスニーカーやローヒールシューズで、しっかりホールドされた状態で歩ける靴を選ぶようにしましょう。
また、足の平全体を地面にペタペタとつけるような歩き方や、かかとが地面につかないような歩き方も巻き爪の原因になります。
歩くときは、かかとから指の付け根、指先へと重心を移動し、膝をしっかり伸ばして着地するようにすることが大切です。靴選びとともに、正しい歩き方も意識するようにしましょう。

3.テーピングで巻き爪の食い込みを軽減する

巻き爪が皮膚へ食い込み、痛みがあって歩くのも立っていることもつらい、という時には、テーピングで固定して痛みをしのいでも良いでしょう。
市販のバンドエイドや伸縮する弾性絆創膏を用意し、爪のキワから皮膚を引っ張るようにぐるっと巻きつけ、爪を巻き込んでいる皮膚の間に隙間ができるようにして固定します。一時的な処置ではありますが、爪の食い込みによる痛みを緩和したい時にオススメの方法です。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

巻き爪の痛みを改善するために、セルフケアや病院での治療などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)です。長く続く痛みによる精神疲労や筋肉疲労のある方の「気」や「血」を補って、低下した体力を回復させる効果があります。
また巻き爪が悪化し、爪がひび割れて弱くなっている方には、「血」の不足を補い、爪に潤いと栄養を与える効果のある十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてください。

巻き爪になりにくい生活習慣を身につけましょう

今回は、巻き爪の痛みに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善のためには、正しい爪の切り方で深爪にならないようにし、靴選びや歩き方を見直すことが大切です。
また、セルフケアを試しても痛みがつらく炎症などもある場合は、我慢せずに皮膚科や形成外科で治療を受けるようにしましょう。
こうした気になる爪の症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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