襟付きシャツを着るのが怖い…意外と痛い首のニキビに困ってます

体験談

首に出来たニキビがシャツの襟に触れるたびに痛い。首にニキビがあるせいでネックレスなど首もとのオシャレを楽しめない……。
30代の大人女性の中には、こうした「首にできるニキビ」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「首のニキビ」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。 

仕事に集中出来ない…地味に厄介な首の後ろのニキビ、どう治すの?

玲奈さん(31歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

最近、首の後ろ側にポツポツとニキビができてしまい、シャツの襟が触れたり、タートルネックニットのチクチクが首に触れたりするだけで痛くてたまらない状態です。
シャンプーやリンスはしっかり洗い流しているつもりなのですが、ニキビができる前も、なんだかカサカサするようなムズがゆいような感じがしていたんです。
その時、首の後ろをポリポリかきむしってしまったのが良くなかったのでしょうか?
デスクワークをしている時も、肩凝りがひどく首までガチガチになるので、たまに手を休めてマッサージをするのですが、先日もうっかり指でニキビをぎゅっと押してしまって!
ブツッとニキビを潰してしまったようになり、炎症がひどくなってきている気がします。
首の後ろになんて、どうしてニキビができるのかわかりませんが、わりと不用意に触ってしまい痛みを感じることも多く、ストレスになっています。
仕事に集中するためにも、このやっかいな首ニキビをなんとか改善したいのですが、何か良い方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
首のニキビは大人ニキビとしてはよくあるもので、皮脂汚れによる毛穴づまりだけでなく、ストレスや疲労などによるホルモンバランスの乱れが大いに関係していると言われています。
今回は、首にニキビができる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

毛穴の炎症と「胃」の不調が首のニキビの原因

首にできるニキビは顔と同様に、皮脂や汚れで毛穴がつまり、細菌感染と繁殖により炎症を起こすことが原因です。ニキビは毛穴で起こる炎症なので、皮脂腺の多い首の後ろは特にニキビのできやすい場所と言えます。
また、首は自分で直接見ることが難しいため、入浴の際の洗い残しにより洗浄料が毛穴に付着してニキビが生じることもあります。
さらに、首のニキビはホルモンバランスの乱れが直接的原因になることが多く、ストレスにより男性ホルモンの分泌が過剰になることでもできやすくなります。

東洋医学では「肌は内臓の鏡」と言われ、身体の状態が皮膚に反映されると考えられています。
特に背中のニキビは、五臓の中でも「胃」の機能が低下したり、熱が溜まったりして生じることが多いと考えられています。

次の章では、こうした首にできるニキビを改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

首にできたニキビを治すためのセルフケア3選

1.首まで保湿スキンケアをしっかりする

首にニキビができてしまったときは、顔にニキビができたときと同様に、1日2回程度洗浄し、洗浄料を残さないようにきちんと洗い流すことが大切です。
首は皮脂腺が多く汚れが溜まりがちですが、あまり強くこすり過ぎないように洗浄料をよく泡立て優しく洗いましょう。
洗った後は、しっかり保湿してスキンケアをするのも忘れずに。保湿することで乾燥による皮脂分泌を抑え、肌のバリア機能がアップします。

2.首のストレッチで血行を良くする

疲労やストレスによってホルモンバランスが乱れると、首にニキビができやすくなります。
デスクワークなどで疲労が溜まったり、考え事をしてイライラしたときには、ゆったりとした気持ちで首周りのストレッチをしましょう。
首を前後左右に伸ばしたり、肩を大きく回したりすることで血の巡りが良くなり、リラックスした気持ちになれます。また、血行の改善により肌のターンオーバーも整うため、できてしまったニキビの改善にも効果的です。

3.首に触れる衣服や小物を生活に保つ

冬場に首に巻くマフラーやストールは、クリーニングに出さなければ洗えない素材も多く、ワンシーズンに1〜2回しか洗わないことが多いのではないでしょうか? 
こうした首回りの小物には、思いのほか多くの汗や汚れが付着し、雑菌が繁殖していることが多いため、首回りのニキビの原因になってしまいがちです。
襟のあるシャツやタートルネックのトップスなどとともに、首周りの小物も定期的に洗濯やクリーニングをして、清潔に保ちましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

首にできるニキビを改善するためには、抗菌剤やビタミン剤の服用、外用薬の塗布などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)です。イライラ感が強く、腫れや赤みのあるニキビができる方の、「血(血液)」と「気(生命エネルギー)」を巡らせることで毛穴周囲のうっ血を取り除き、症状を改善する効果があります。
また、首の後ろが脂っぽく、湿疹のようなニキビができやすい方には、体にこもった熱を取り、炎症を鎮める効果のある清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、是非チェックしてみてください。

首をしっかり保湿し、衣服の清潔を保ちましょう

今回は、首のニキビに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
顔のニキビケアと同様、首のスキンケアも毎日の習慣にし、肌に着く衣服も清潔に保つことで首にできるニキビを予防&改善しましょう。
また、こうした気になるニキビの改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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