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仕事で痛恨のミス…やらかし後のストレスで夜もまともに眠れない!

体験談

毎日忙しくて体は疲れているにも関わらずうまく眠ることができない、寝ようとすると様々な悩みや心配ごとが脳裏をよぎってなかなか寝付けない……。
30代の若い世代の女性の中には、こうした「ストレスによる不眠」の症状に悩んでいる方も少なくありません。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか?
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「ストレスによる不眠」をテーマに、内科医の田中先生にお話を伺ってみました。

眠りたいのに眠れない! 寝る前の一人反省会がエンドレス状態に

莉奈さん(32歳女性)、契約社員の方からご質問をいただきました。

連日ストレスフルな生活で疲弊しているせいか、このところベッドに入っても全然眠れなくなってしまい、本当に困っています。
2年ほど前から地方にある小さな新聞社で働いているのですが、先月末に先輩と共同で担当していた仕事で、手痛いミスをやらかしてしまった私……。
クライアントが激怒しているのはもちろん、先輩の顔にも泥を塗ってしまい、いまだにどちらとも関係が修復できていない状態です。
毎日失敗した後悔に苛まれていて、安眠どころではなく、睡眠不足で心も体ももう限界です。
「あの時ああすれば良かった」「こうすれば良かった」と反省したり、「どうせこの先も私の記者人生は真っ暗だ」と落ち込んだりして、明け方まで眠れないこともたびたび。
このままでは身体を壊してしまうに違いないので、せめて睡眠だけでもしっかり確保できればと思っています。どうにか安心して眠れる良い方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
精神的な不安や悩み事によって神経が高ぶった状態にあると、体は疲れているのに頭が冴えて眠れない、ということが起きがちです。
今回は、ストレスによる不眠の原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

ストレス性の不眠は自律神経の乱れと「気」の滞りが原因

仕事や家庭などの生活上の悩みや不安、不慣れな環境で過ごすことへの緊張感などから交感神経が優位になり自律神経が乱れることで、不眠が生じると考えられています。
旅行先や出張先など、自宅以外の場所での慣れない睡眠環境のために起こる一過性のものもあれば、精神的ストレスによる負荷の度合いにより、数週間以上続くこともあります。

東洋医学では、疲労やストレスにより眠れなくなるのは、「気(生命エネルギー)」の巡りの悪化が原因のひとつだと考えます。「気」が滞ることで余分な熱が頭にのぼり、体内を巡る「血(血液)」の不足や過剰が起こることも、不眠を引き起こす原因とされています。

次の章では、こうしたストレスによる不眠の具体的な解決方法をお伝えしていきましょう。

安心して心地よく眠るための3つのセルフケア

1.寝る前にリラックスできる行動をする

入浴して体を温めた後、寝る前の時間は、日中のストレスによる緊張状態をほぐし、和らげるようなことをするように心がけましょう。
例えば、疲れない程度に軽いストレッチをしたり、ほうじ茶や好きな香りのハーブティーでリラックスしたりするのも良いでしょう。また、ブルーライトを発するテレビやスマホを見るのではなく、ゆったりとした音楽を聴いたり、軽い読書をしたりするのもオススメです。

2.ベッドに入ったら「悩み事」を考えない

ストレス性の不眠に悩む方にありがちな癖が、布団に入った後も過ぎたことをいつまでも思い悩んだり、未来のことを考えては気を揉んだりしてしまうことです。
こうした後悔や先の不安を頭の中で繰り返すこと自体が大きなストレスとなり、交感神経を優位にし、神経を高ぶらせて不眠を招いてしまうのです。
「過ぎたことでクヨクヨしない!」「明日のことは明日考えよう!」と割り切って、眠ることに集中するようにしましょう。

3.安眠に誘う「失眠穴」のツボを押そう

何をどうやっても目が冴えて眠れない! という時には、たかぶった神経を落ち着かせて安眠へ導くツボ、「失眠穴(しつみんけつ)」を押してみましょう。

◎失眠穴(しつみんけつ)
足の裏側、かかとのちょうど真ん中にあるツボ。
片手で足首を支え、もう片方の手の指や握りこぶしでツボを押しましょう。寝たままツボを刺激したい場合は、布団に仰向けに寝ながら両足を立ててかかとを布団にこすりつけるだけでも程よい刺激を与えることが出来ます。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

ストレスによる不眠を改善するために、睡眠導入の効果がある市販薬や処方薬の服用という選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)です。精神的な緊張により眠れない方の「気」の乱れを安定させ、体にこもった熱を冷ますことで、脳の興奮や不安を和らげる効果があります。
また、貧血気味で体力がなく、疲労感の強い方には、足りない「血」を補って「気」を巡らせることで神経を鎮める効果のある加味帰脾湯(カミキヒトウ)も良いでしょう。胃腸が弱い方によく使用されます。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、是非チェックしてみてください。

ストレスを溜めやすい「考え方の癖」を改善しましょう

今回は、ストレスによる不眠に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
寝る前のリラックスタイムの過ごし方や、考え方の癖を改めて、神経のたかぶりや興奮を抑えるように心がけることが大事です。日頃からあまり物事を重くとらえ過ぎず、眠る時にはいろいろ考えてしまうスイッチをオフにして、なるべく穏やかな気持ちで過ごすようにしましょう。
また、こうした不眠症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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