母子家庭になる不安から⁉︎…ストレスで「おでこニキビ」が散乱中!

体験談

おでこのニキビを前髪で隠そうとするほどに悪化してしまう、髪の生え際あたりにプツプツと湿疹のようなニキビができてかゆい……。30代の大人女性の中には、こうした「おでこのニキビ」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか?
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「おでこのニキビ」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。 

乾燥するのに脂っぽい…不快なおでこニキビをどう退治すればいい?

未知さん(36歳女性)、パート勤務の方からご質問をいただきました。

先月末に、晴れて離婚が成立した2児の母です。ストレスの多い結婚生活に終止符を打ったのはよいのですが、これから子どもを2人も抱えてシングルマザーとして生きていく過酷さを思うと、やっぱり頭の中が悩み事でいっぱいになってしまいます。
いろいろ思い悩み、夜も眠れない日が続いていたせいか、肌トラブルもひどい状態です…。
肌がカサカサ乾燥しているのに、なぜかおでこや鼻の周りは脂ぎっていて、白っぽい細かいニキビが湿疹のように散らかった状態に。
最初はストレスによる蕁麻疹かな?とも思ったのですが、日が経つごとにプクッと炎症を起こした黄色っぽいニキビも増え、気になって仕方がありません。
今は自分のことに構っている暇はないので、1日も早くこのやっかいなおでこのニキビを解消したいのですが、何か良い方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
おでこのニキビは、思い悩んだり考えすぎてストレスを感じた時にできやすいと考えられています。
今回はおでこに出来るニキビの原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

過剰な皮脂と「気」の滞りがおでこニキビの原因

おでこには皮脂を分泌する皮脂線が多く集まっているため、ストレスや睡眠不足によりホルモンバランスが乱れると皮脂が過剰に分泌され、毛穴がつまりやすくなります。
また、整髪料や洗顔料が生え際に付着したままになっていると、残った成分がアクネ菌の増殖を促し、ニキビが赤く炎症を起こすこともあります。

東洋医学では「肌は内臓の鏡」と言われ、身体の状態が皮膚に反映されると考えられています。特におでこのニキビは、「血(血液)」が不足による「気(生命エネルギー)」の滞りによって起こることが多く、ストレスや疲労からリンパの流れが悪くなっている状態にある方に生じやすいとされています。

次の章では、こうしたおでこのニキビを改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

おでこのニキビ改善のためにしたい3つの対策

1.アクネ菌の餌を排除して清潔を保とう

髪の毛についた整髪料や、シャンプーやリンスの洗い残しは、その成分がアクネ菌の餌になってしまうことから、おでこのニキビの原因になります。ヘアアレンジや洗髪の際は、こうした成分が肌に付着し、残らないようにすることが大切です。
前髪がおでこにかからないようなヘアアレンジをしたり、髪を洗った後に最後に顔を洗うようにするなどして、おでこを清潔に保つ工夫をすると良いでしょう。

2.洗顔で皮脂を取り過ぎず、たっぷり保湿を!

オイリー肌の方は特に、皮脂を取り除くために洗顔は必須ですが、洗い過ぎには注意が必要です。洗浄力の強いクレンジング料などで、本来必要な皮脂まで取り去ってしまうと、かえって皮脂の分泌する働きを強め、ニキビが出来やすい状態になってしまうのです。
肌の脂っぽさが気になる時もこすり落とすような洗い方は避け、肌を洗顔料の泡で包み込むように優しく洗うようにすることが大事です。
また、洗顔後は保湿成分の含まれた化粧水や乳液、クリームなどでケアして肌を保湿することも忘れないようにしましょう。

3.ストレスを解消し、睡眠不足を改善する

過剰な皮脂のつまりによって起こる思春期ニキビと違い、大人のニキビはホルモンバランスの乱れやストレス、疲労など様々な問題が複合的に絡み合って生じています。
まずはストレスを溜めない生活を心がけ、安定した精神状態を保つこと、そしてそのためにも良質な睡眠や規則正しい生活を心がけることが大切です。
思い当たる生活習慣の乱れは正し、ストレスの原因がわかっている場合は、ストレス環境を改善する努力をしていきましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

おでこのニキビを改善するために、抗菌剤やビタミン剤の服用、外用薬の塗布などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)です。細かい白ニキビができやすい方の血の巡りを良くして体の熱のバランスを整え、月経トラブルなども改善する効果があります。
また、肌が脂っぽく、赤い炎症したニキビができる方には、首から上の熱を沈め、皮膚の炎症を鎮める効果のある清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、是非チェックしてみてください。

日常の生活習慣とストレス環境を改善しよう

今回は、おでこのニキビに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
スキンケア方法や入浴時の洗顔の順序など、日頃からおでこにニキビができにくい習慣を身につけるとともに、疲労やストレスを解消し、リラックスして過ごせる環境を整えることが大切です。
また、こうした気になるニキビの改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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