目の異様な乾きとかすみで表情がこわばり、後輩も恐れる極悪フェイスに!

体験談

目がゴロゴロ、チクチクすることが多くて不快、目が乾きやすくうるおい補給の目薬が手放せない……。
それは、もしかしたらプレ更年期(30〜40代)や更年期(40〜50代)に起こりがちな「ドライアイ」の症状かも!?

そんな自分ではどうにもならない更年期の不調やつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「更年期のドライアイ」をテーマに、内科医の田中先生にお話を伺ってみました。 

ひどい乾燥で目薬が手放せない!どうすれば潤う瞳を取り戻せますか?

美佳さん(44歳女性)、書店員の方からご質問をいただきました。

実は、40歳を過ぎた頃からものすごく目が乾くようになってしまって…。
最初は、少し目が疲れることが多いな、という感じがするだけで、しばらく休めば治る程度でした。でも、ここ半年ほどは保湿用の目薬が手放せないほど乾燥がひどくて、しばらく仕事をしているとぼーっと目が霞んで近くも遠くも見えづらく、目の奥がぎゅっと痛むような感じもあります。
そういえば先日、入荷された本の仕分けをしていて遠くの棚にある本のタイトルを何気なく確認していたら、近くにいた後輩に「先輩、顔怖いですって! お客さんに怖がられるから絶対その顔やめたほうがいいですよ……」なんて言われたんです。
私としては、霞む文字を必死で目で追っていただけなのにそんな風に言われ大ショック!
職業柄、小さな文字を見たり伝票を整理したり、最近はパソコンでの作業なども多いので、仕事中はそんなに長く目を休ませるわけにもいかず、本当に困っています。
なんとかこの目の症状を改善する方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
目が乾燥して目の奥が痛む、目が霞むといった症状はドライアイと言われ、大きな悩みになりますよね。
今回は、更年期のドライアイの原因や改善方法についてお伝えしていきましょう。

ドライアイはホルモンの乱れと「血」「水」の不足で起こる

更年期になると女性ホルモンの分泌が減少し、全身のうるおいも減ってきます。それにより肌や髪だけでなく目も乾燥しやすくなり、ドライアイになるのです。
また、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見たり、細かい文字を追う作業でまばたきの回数が減り、凝視する時間が長くなります。
目は通常涙で保護されていますが、まばたきの回数が減ると目に十分に涙が行き渡らなくなり、目が乾きやすくなってしまいます。

東洋医学では、目の潤いは「血(血液)」と「水(水分)」によって補われると考えます。
「肝(かん)」の「血(けつ)」が不足すると目に十分な「気」「血」が届かなくなりますし、涙は水の一つなので、体の水の不足も目の乾きにつながります。

次の章では、こうした更年期特有の悩ましい症状に対する具体的な解決方法をお伝えしていきましょう。

お手軽かんたん!ドライアイを改善する3つの習慣!

1.まばたきすることを意識しましょう

パソコン、テレビ、スマートフォンの画面を凝視していると、まばたきの回数が減ってしまい、目が乾燥しやすくなります。
日頃から意識的にまばたきをするようにしましょう。
パソコンなどで作業しているときは、定期的にぎゅっとまぶたを閉じるとドライアイ予防になります。コンタクトレンズを装用している方は、夜間や休日の装用時間を短くしましょう。

2.ストレスをためない生活をしましょう

ゆったりリラックスしている状態の時に涙が増えるのをご存知ですか?
反対に、「ストレス状態」では涙が出にくくなってしまいます。
質の良い睡眠やバランスの取れた食事、定期的な運動などでストレスをためない生活を実践することも立派なドライアイ対策になります。
コンタクトレンズを装用している方は、ストレスを感じている際にはしばらくコンタクトレンズ装用をお休みすると、ドライアイの悪化を予防できるかもしれません。

3.加湿器を活用して潤いをキープ!

冬の期間や空調が効いているオフィスは、とても乾燥しています。こうした場所で長時間パソコン作業をしていると、当然お肌だけではなく、目も乾燥してしまいます。
室内干しをしたり加湿器を設置したりして、お部屋やオフィスが乾燥しすぎないように工夫してみましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

ドライアイの症状を改善するために、市販の目薬や病院処方の目薬、レーザー治療などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的とした漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、麦門冬湯(バクモンドウトウ)です。
肺や胃の津液(しんえき)を補うことで身体に潤いを与えることができる漢方薬で、ドライアイはもちろん、ドライマウスや乾燥性の咳などにも優れた効果を発揮します。
また、貧血気味で疲れやすく、不安や不眠症などの精神症状に加えて目の乾く症状のある方には、人参を主薬として、栄養を補うことができる人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
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目の渇きを改善し、生き生きとした表情を取り戻しましょう

今回は、ドライアイに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状を和らげるには、毎日の生活の中で「意識的にまばたきをする」「ストレスをためない」「加湿器を活用する」ことを意識して実践してみてください。
まだそんなに症状が強くなくても、早めにドライアイのケアを始めておくと、年齢を重ねても目のうるおいをキープできるはずです!

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