不快な気分で目覚めて汗びっしょり…病気レベルの超早起きを直したい!

体験談

明け方まだ暗いうちに目が覚めたきり眠れなくなる、目覚ましをかけた時間の2時間も早く起きてしまい体調も気分も優れない……。
それは、もしかしたらプレ更年期(30〜40代)や更年期(40〜50代)に起こりがちな「早朝覚醒」の症状かも!?

そんな自分ではどうにもならない更年期の不調やつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「更年期に起こる早朝覚醒」をテーマに、内科医の中西先生にお話を伺ってみました。 

早朝から隣でいびきをかく旦那にイライラ、頭が冴えて二度寝もできません!

芳子さん(59歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

先生、人間はうまく眠れないとどうなりますか? 
私、このままだと寿命を全うできないんじゃないかと本気で悩んでいます。よく、年寄りは早く目覚める、なんて言う方がいますけれど、私の早起きはそういう軽いレベルじゃない気がするんです。
たとえ早く目覚めても爽快に気分良く起きられるならいいんですが、私の場合は頭がぼーっとして重だるく、のぼせのせいなのか、汗もびっしょり……。
起き上がるとめまいも感じるので、しばらくは布団からも起き上がれません。とてもじゃないけれど、夜しっかりと眠れていた気がしないんです。
隣で旦那が大きないびきをかいて気持ち良さそうに寝ているのを見ると、なんで私ばっかり毎日大変なんだろう、となんだかイライラしてしまって……。頭が冴えて余計なことばかり考えてしまうのでもう一度眠りたくても眠れません。
どうしたらこんないやな症状を改善し、きちんした睡眠がとれるでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
明け方早くに目が覚めてるだけならまだしも、不快な症状に悩まされていらっしゃるとのこと、睡眠は自分でコントロールすることも難しいため、毎朝おつらいですよね。
今回は、更年期に起こる早朝覚醒の原因や改善方法についてお伝えしていきましょう。

早朝覚醒は、ホルモンの乱れと「気」の巡りの悪さが原因!

女性ホルモンと睡眠には密接な関係があります。更年期になると女性ホルモンの分泌が急激に低下し、自律神経が乱れることから睡眠障害が起こりやすくなります。
この時期に女性の約50%は睡眠に関する問題を経験するとも言われています。
また、更年期障害(のぼせ・発汗・動悸など)がストレスになって、焦りや不安から不眠がちになる人も少なくないようです。

東洋医学では、眠りには「気(生命エネルギー)」が関連していると考えます。不眠の要因となる疲労やストレスは「気」の巡りを邪魔して滞らせてしまうのです。

次の章では、こうした更年期特有の睡眠に関わる症状への具体的な解決方法をお伝えしていきましょう。

早朝覚醒を改善する考え方のコツ3選!

1.寝床にしがみつかないことが大事

早朝覚醒で苦しんでいる人は、眠ることそのものにとらわれてしまい、寝床の中でも緊張感でいっぱい、という方も多いです。そうなると、緊張感と焦りからますます眠れないという悪循環に陥ってしまいます。
まずは、眠くなるまでは寝床に入らないこと、たとえ朝早く目覚めても、再度眠れなければ思い切って寝床を出る、という2つを実行してみてください。

2.睡眠時間を気にしない

早朝覚醒・中途覚醒・入眠障害など、睡眠にかかわる更年期の悩みは多々ありますが、いずれも「眠れないと大変だ」とか「睡眠時間が足りない」という考えにとらわれている方が非常に多いです。
よく、睡眠時間は8時間がベストと言われていますが、眠れている時間のことはあまり気にしないで、寝られたら寝よう程度の軽い気持ちを心がけましょう。
焦りや不安から解放されることで、意外とうまく眠れるようになる方も多いのです。

3.体と心をリラックスすることを優先しましょう

寝る前はもちろん、朝早くに目覚めてしまったときにも、筋肉をゆっくり伸ばし、弛緩させるストレッチやぬるま湯入浴がオススメです。
ストレッチは、単に筋肉をほぐすだけでなく、副交感神経の働きでリラックスしたり、脈拍が遅くなったりなど全身をリラックスさせる効果があります。
また、ぬるめのお湯(38℃〜40℃程度)にゆっくり浸かることで、こわばりや疲労感を解消することもできます。ぜひ試してみてくださいね。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

早朝覚醒の症状を改善するために、薬物療法やホルモン補充療法を受けるという選択肢に加えて、根本的な改善を目的とした漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方にオススメしたい漢方薬は、釣藤散(チョウトウサン)です。「気」の巡りを整え、のぼせやめまい、イライラや焦燥感などの症状を改善し、頭をすっきりさせてくれる効果があります。
また、胃腸が弱く、あれこれと思い悩んでしまう症状のある場合には加味帰脾湯(カミキヒトウ)の服用で症状が改善した方もいます。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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規則正しい生活で気持ちを整えましょう

今回は、早朝覚醒に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
「最低6時間は眠らなくては」と、睡眠時間の長さばかりにとらわれず、毎日の生活を規則正しく整えることを優先しましょう。

日中に積極的に体を動かすと、心地よい疲労感から深く眠ることができます。
日中はよく動き、夜はリラックスして休むというメリハリをつけるとよいでしょう。
他にお困りの症状や体質に合わせて漢方薬を取り入れるのもおススメです。

あまりにも抑うつ感が強い場合や体調が優れない場合は他の病気の可能性もあるため、早めに医療機関に相談してみてくださいね。

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