育児に追われる間に肌がカピカピに! この粉ふき肌をどうしたら?

体験談

顔の皮膚が粉をふいたようにカサカサと乾いてメイクが乗らない、洗顔して1分もしないうちに肌が乾燥してくるのを感じる……。30代〜50代のミドルエイジ女性の中には、こうした「顔の乾燥」に悩んでいる方も少なくありません。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「顔の乾燥」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

メイクも乗らない粉ふき肌! 時間がない主婦が潤い肌になれる方法は?

楓さん(32歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

ここ数年、ずっとひどい乾燥肌に悩まされていて、冬の季節がやってくるのが憂うつで仕方ありません。
1才と3才の幼い子どもがいるため、主人の帰宅が遅い日は私がふたりをお風呂に入れるのですが、これがまたすごく大変なんです。
ふたりの子どもの体を洗い、入浴させて目を離さないようにしながら自分の顔や体を洗い、お風呂から出てもしばらくは子どもたちの服を着せたりお世話をするので大忙し!
自分のスキンケアに取りかかれる頃にはもう顔中がカピカピで粉を吹いている状態です。
スキンケアといっても、オールインワンの保湿ジェルをパパッと顔中に塗りたくるので精一杯なのですが……。
同じく、朝も自分のスキンケアを入念にしている暇など毛頭なく、ファンデを塗っても午後にはカサカサと皮向けしてボロボロになってしまうほど。
独身時代はスキンケアとメイクに1時間もかけていたのが嘘のような暮らしぶりで、顔の乾燥と老化は進む一方です。
一体どうしたらこの乾燥を改善し、冬を乗り切ることが出来るでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
幼いお子さんを抱えながらの日常は、さぞかし大変なこととお察しします。
スキンケアはもちろん大切ですが、時間をかけなくともに日常のちょっとした習慣づけで顔の乾燥を改善していくことは可能です。
今回は、顔の乾燥の原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

肌の乾燥はセラミド減少と「血虚」が原因

肌にはターンオーバーという肌が新しく生まれ変わるシステムがあります。
肌の潤いは、角層の細胞間にあるセラミドが水分をつなぎとめることで守っているため、ターンオーバーが乱れてセラミドが減少することによって、顔の乾燥が進んでしまうのです。

また東洋医学では、人の体は「気・血・水(生命エネルギー・血液・水分)」の3つの要素からなるとされていますが、顔の乾燥は、そのうちの「血」の不足による「血虚(けっきょ)」により生じます。
「血」の不足で栄養不足となった肌は、皮脂分泌の低下によって肌の内部の水分を保てず、顔の乾燥を招くと考えられています。

次の章では、こうした顔の乾燥の改善に対する具体的な方法をお伝えしていきましょう。

潤い肌を保つための3つのセルフケア

1.高温のお湯で顔を洗わないようにしましょう

温度の高すぎるお湯で顔を洗うと、必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥が悪化してしまいます。寒い時期はどうしても温かいお湯で顔を洗いたくなってしまいますが、体温に近いぬるま湯程度の温度のお湯で優しく洗顔するようにしましょう。
洗顔後は、時間を置かずにすぐに化粧水で水分を補い、乳液やクリームで潤いを逃さないようにケアすることが大事です。

2.マイ加湿器&保湿スプレーで潤いのキープを

冬場はただでさえ湿度が低く、空気も乾燥していますが、それに加えて暖房の効いた室内で過ごすことで、さらに肌から水分が蒸発して顔の乾燥がひどくなりがちです。
職場などで暖房の温度や風量設定が自由にできないときは、プライベートな範囲で使えるミニサイズの加湿器を設置すると、肌の渇きを最小限に抑えることが出来ます。
加湿器を置くのが難しい場合は、携帯スプレーに保湿効果の高い化粧水を入れて携帯するのもオススメです。肌の乾燥を感じたらシュッと吹きかけ肌を定期的に潤して乾燥を防ぎましょう。

3.睡眠不足&ストレスに注意しましょう

ストレスや睡眠不足により、ホルモンバランスが乱れることによっても肌の乾燥や肌荒れが起こることがあります。
顔の皮膚は他の場所よりも薄く、特にデリケートなため、ホルモンバランスの乱れによる影響が出やすい部分でもあります。
睡眠不足にならないように生活の改善をし、意識してストレスを避けるように心がけると良いでしょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

顔の乾燥を改善するために、市販薬や保湿用コスメ、ステロイド剤の塗布という選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、当帰飲子(トウキインシ)です。冷えが強く、肌がカサカサと皮向けしやすい方の「血」と「気」を補い、肌に栄養と潤いを与えて乾燥肌を改善する効果があります。
また、肌の乾燥によって顔に赤みやかゆみなどの肌荒れが起きる方には、体内にこもった熱を冷まして肌を沈静化してくれる効果のある温清飲(ウンセイイン)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、是非チェックしてみてください。

毎日のスキンケア&生活習慣で潤い肌を維持しましょう

今回は、顔の乾燥に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
毎日の洗顔やスキンケア習慣で肌の乾燥を防ぐこと、また睡眠不足やストレスを避けることでホルモンバランスを保ち、潤いのある美肌を維持しましょう。
こうした乾燥による様々な症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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