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体も心も冷える一方…この冷え性を治さない限り恋愛も結婚もムリ⁉︎

体験談

体温が36℃以上になることがない、お風呂で温まってもすぐに体が冷えてしまう……。
こうした症状は、30代〜50代のミドルエイジ世代の女性が悩まされがちな「冷え性」に原因があるかもしれません。

こうした自分ではどうにもならない冷えの症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「冷え性」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

一体どうしたら…意識が遠のくほどの冷えで幸せも遠ざかる一方です

七海さん(34歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

「20代からずっとひどい冷えに悩んでいて、最近ではもう“冷え性”というレベルを超えて、病気なんじゃないかと思っています。どれくらいひどいかというと、寒さを感じると、完全に性格が変わってしまうくらいワガママでになってしまうんです。
ちなみに去年のクリスマスには、冷え性のせいで当時交際していた彼氏にも振られました。
自分ではそんなにひどい態度を取った覚えはないのですが……。
デートでイルミネーションを観に行こうと誘われた日も、楽しかったのは最初だけ。
寒すぎて手足の感覚がないためヒールを履いて歩くこともつらく、動悸がしてお腹も頭も痛くなるし、だんだん頭もぼーっとしてきてしまったんです。そのうちに、なんでこんな長い間こんなに寒い屋外をウロウロしなきゃいけないの?という怒りの感情が湧いてきてしまって……。もう彼と話すのも嫌で、かといって自分の状態を説明する気力もなくて、黙ってタクシーで家に帰ってきてしまったんです。
帰宅して温かいお風呂に浸かっているうちにやっと正気に戻ったのですが、もう後の祭り。
そんなわけで未だに結婚も出来ていないのですが、このひどい冷え性を直さない限り、恋愛も結婚も無理だと思っています。
なんとかこの冷えを改善して穏やかな人生を過ごしたいのですが、何か良い改善策はないでしょうか?」

ご質問ありがとうございます。
冷え性が悪化すると、手足の感覚がなくなるほどの冷えとともに、動悸や腹痛、のぼせなどの様々な症状が現れることもあります。
今回は、冷え症の原因や改善方法について詳しくお伝えしていきましょう。

自律神経の乱れと「気」「血」の滞りが冷え性の原因

冷え性とは、自律神経の乱れによって血液の流れが悪くなったり、血管が収縮することによって、体が冷えてしまう状態のことです。体の冷えは、体の内部から発する熱の少なさから起こるため、外気温や季節を問わず症状が現れます。
さらに女性は男性に比べて筋肉量が少なく、運動によって熱をうまく作れなかったり、月経や過度なダイエットにより貧血傾向にある方も多いため、冷え性になる危険性は高いといえるでしょう。

東洋医学では、冷えは「血(血液)」の不足による「血虚(けっきょ)」、血行不良による「血瘀(けつお)」、「気(生命エネルギー)」の不足による「気虚(ききょ)」、温める力の不足による「陽虚(ようきょ)」によって起こると考えられています。

次の章では、こうした冷え性の改善に対する具体的な方法をお伝えしていきましょう。

冷えを防ぐための3つの対策

1.タンパク質を摂って熱を生み出そう

女性は男性と比べると筋肉量が少なく脂肪が多いため、筋肉運動による熱を生み出すことができず、冷えを感じやすくなるといわれています。
さらにダイエットなどにより体内に吸収される栄養素が不足すると、さらに熱の産生が不足して低体温の状況を招いてしまうのです。
過度なダイエットは控え、良質なタンパク質を意識して摂取しながら筋肉を動かすようにして、熱を生み出せる体づくりを目指しましょう。

2.体を温める服装をする

冬の寒い時期に短めのスカートを履いたり、肌見せファッションをして薄着をすることで、体全体が冷え切ってしまいます。また、サポート力の強い補正下着やタイトな衣服で体を圧迫することも血流の妨げとなり、体を冷やす原因となるので気をつけましょう。
冬は保温性の高い下着や重ね着などで体を温めるようにし、夏に冷房のきいた場所で過ごす時は、ストールや羽織れるものを携帯して体を冷やさないようにすることが大事です。

3.アルコールは控えめにする

日本酒の熱燗や焼酎のお湯割などのお酒は、一見体を温める効果があると思いがちです。ところが、アルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドには血管を拡張させる作用があり、摂取することによって皮膚から体内の熱が大量に放出されてしまうのです。
熱が放出されて体温の低下を招くことで、かえって冷えを悪化させてしまうため、どんな種類のお酒でも飲みすぎないように気をつけましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

冷え性を改善するために、ホルモン補充療法やビタミンEの投与という選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)です。
冷えの症状が強く、腰痛や腹痛、頭痛などの痛みやしもやけが出来やすい方の体を温め、熱を生み出す手助けをして症状を改善してくれる効果があります。
また、足腰の冷えやむくみが強く、月経異常などの症状もある方には、血を補いながら血の巡りを良くして水分バランスを整えてくれる当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、是非チェックしてみてください。

筋肉を鍛え血流を良くして、冷えない体づくりを!

今回は、冷え性に悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
過度なダイエットを控え、タンパク質やミネラルなど栄養の豊富な食事を摂ることで筋肉を育て、熱を生み出す体づくりを心がけましょう。
また、こうした冷え性の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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