どうすればいいの?アソコがかゆい…恥ずかしくて誰にも言えない!

体験談

デリケートゾーンがかゆくてモジモジしてしまう、オリモノの粘り気や色がいつもと違う、隠部の乾燥が気になる…。
それは、もしかしたらプレ更年期(30〜40代)や更年期(40〜50代)に起こりがちな「デリケートゾーン」に現れる更年期の症状かも!?

そんな自分ではどうにもならない更年期症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか?
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「デリケートゾーンのかゆみ」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。

不快なデリケートゾーンのかゆみと異様なオリモノにひとり密かに悩んでます…

真知子さん(42歳女性)、広告会社勤務の方からご質問をいただきました。

お恥ずかしい話なのですが、3年ほど前からデリケートゾーンのかゆみに悩まされてます。
しかも、なぜか大事なプレゼンや打ち合わせがあるときに限ってムズムズとかゆみの発作が起きるので、大っぴらに人様の前でかくこともできずにずっとモジモジしながら耐えているんです。
それに、梅雨から夏場にかけては湿度で蒸れるせいか特にかゆみが酷くて、がヒリヒリとした感じでオリモノも多く、シートが1日持たないほどの量が出ることもあります。でも、病院で診察を受けるのもなんだか嫌で…。
わざわざ家から離れた場所の薬局で市販のデリケートゾーン専用の塗り薬を買ってきましたが、気休め程度の一時的な効果しか感じられません。
こんなこと人には言えないし、本当に困っています。なんとかしてこの症状を改善する方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
デリケートゾーンのかゆみはなかなか人に相談することもできず、大きな悩みになりがちですよね。
今回は、更年期に起こるデリケートゾーンのかゆみの原因や改善方法についてお伝えしていきましょう。

デリケートゾーンのかゆみは膣の自浄作用の低下と「腎虚」が原因

更年期になると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下し、ホルモンバランスの乱れから肌の乾燥を招くことがあります。
また、おりものや粘液が減って腟の自浄作用が弱まり乾燥すると、痒みやかぶれが起きやすくなります。
膣は本来酸性に保たれることで雑菌の侵入を防いでいますが、その働きが弱まると、真菌(カンジダ等)やウイルス・細菌等の感染が原因のかゆみもおきやすくなるというわけです。
他に、更年期症状のほてりや多汗で蒸れたり、加齢による筋力低下から尿モレが起こるようになると、肌を刺激してしまい、かゆみに繋がります。

東洋医学でいえば、「腎」で蓄えている生命エネルギーである精が不足し「腎虚」の状態になってデリケートゾーンに潤いがなくなることがあります。
また体内に停滞した余分な「水(水分)」と熱により「湿熱」と呼ばれる病症になることも、デリケートゾーンの炎症とかゆみの原因となります。

次の章ではこうした症状に対する具体的な解決方法をお伝えしていきましょう。

デリケートゾーンをやさしくケアする4つの工夫

1.洗い方を見直しましょう

まず大切なのは、デリケートゾーンを清潔にすること。
トイレットペーパーでこすったり、ナイロンタオルでゴシゴシ洗ったり、おりものや尿のついたナプキンをつけたままにしないように気を付けましょう。
洗浄剤は、デリケートゾーン専用の低刺激のものがオススメです。
ただし、洗いすぎると自浄作用を低下させてしまうことも。洗浄剤やビデを使った洗浄のし過ぎには気を付けましょう。

2.お風呂から上がったらすぐに保湿を!

次に大切なのは、しっかりと保湿すること。繰り返しになりますが、乾燥はかゆみや感染症の原因となってしまいます。
入浴後はすぐに、軽く水分が残った状態でデリケートゾーン専用の保湿剤をつけましょう。
専用のオイルをたっぷりしみ込ませたコットンで、湿布をする感覚で当てるのも良いでしょう。
保湿がしっかりできると細胞が柔軟になり、血流が促されて老廃物の排出力も上がりますよ。

3.デリケートゾーンが蒸れない工夫しましょう

デリケートゾーンの蒸れもかゆみの原因となります。蒸れてるかも?と思う方は以下のヒントを試してみてくださいね。

・通気性の良い下着(綿やシルクなどの汗を吸収しやすい素材)を着用する
・ストッキングやスキニージーンズのような蒸れやすい衣類を長時間着用しない
・こまめに立ち上がったり歩いたりする
・生理用品はこまめに交換する

4.大豆イソフラボン(エクオール)を摂りましょう

豆腐や豆乳などの大豆製品に含まれるイソフラボンは、分泌が低下した女性ホルモンの代替として働くことで、更年期の陰部のかゆみの症状を和らげると言われています。
これは、腸内細菌が大豆のイソフラボンから、女性ホルモンのエストロゲンとよく似たエクオールをつくりだしているから。
ですが、日本人の2人に1人はエクオールをつくれないとも言われているので、その場合はエクオールをサプリメントで補充するのもオススメです。
腸内でエクオールをつくることができる体質かどうかは、エクオール検査(ソイチェック)で調べることもできます。

なかなか改善しないかゆみは漢方薬で治そう!

デリケートゾーンのかゆみの症状を改善するために、ステロイドの外用薬やレーザー治療、ホルモン補充療法を受けるという選択肢に加えて、根本的な改善を目的とした漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方にオススメしたい漢方薬は、竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)です。
陰部で痒みや炎症を引き起こす原因となる下半身の湿熱をとる効果があります。
また、慢性疲労や足腰の冷えを整え、体に必要な血や潤いを補ってくれる温経湯(ウンケイトウ)の服用で症状が改善した方もいます。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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症状にあったケアでムズムズとさよならを…

今回は、なかなか周りの人に相談しづらいデリケートゾーンのかゆみに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
まずは清潔を保つ、保湿する、蒸れない工夫することから始めてみましょう。
それでも改善しない場合は病院の受診が必要な感染症の場合もあります。適切な治療が必要になりますので、我慢しないで病院で相談してみてくださいね。

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