体にできるニキビの治し方は? 場所ごとの原因とおすすめのケア方法

お悩み

首・デコルテ・背中にできる「赤いブツブツ」、気になりますよね。
ニキビは顔だけでなく、体のあちこちにできます。首や背中のニキビは自分では気づきにくいのに、他人からはしっかり見えているのでなおさら怖いのです……。

ニキビはできる場所によって原因が異なります。ここでは体にできるニキビを取り上げ、場所ごとの原因とおすすめのケア方法について解説します。

首のニキビの原因とおすすめのケア方法

首のニキビは皮脂や汚れで毛穴がつまり、細菌が繁殖し炎症を起こすことが原因です。

首は入浴の際に洗い残しが多く、洗浄剤が毛穴に付着することでニキビが生じることも。
また、首のニキビはホルモンバランスの影響を受けやすく、ストレスによりできやすくなります。

まずは首のニキビのケア方法を確認しておきましょう。

首をやさしく洗浄する

首にニキビができてしまったら顔にできたニキビと同様に1日2回優しく洗浄し、よくすすいだ後に保湿をしてください。
保湿をすることで乾燥による皮脂分泌を抑え、肌のバリア機能がアップします。

首のストレッチをする

首のニキビを作らないためには、首周りのコリをほぐすことが大切です。
首を前後左右に伸ばしたり、肩を大きく回したりすることで血の巡りが良くなり、リラックスできます。

また、首周りの血行が改善すると肌のターンオーバーも整うため、できてしまったニキビにも効果的です。

首に触れる小物は清潔に

マフラーやストールは首に直接触れるものですが、こまめに洗うのが難しいですよね。
こうした首まわりの小物には汗や汚れが付着し細菌が繁殖していることが多く、ニキビの原因になりやすいのです。

首に触れる小物は、定期的に洗濯やクリーニングをして清潔を保つようにしましょう。

お尻のニキビの原因とおすすめのケア方法

お尻にできるニキビは別名「毛包炎」と言って毛穴に黄色ブドウ球菌や細菌が感染することで起こります。
お尻は蒸れやすく、汗や汚れが溜まりやすいので細菌が繁殖しやすくなることが多いのです。
そして、下着による摩擦もお尻ニキビの原因となります。

ここでは、お尻のニキビのケア方法を確認しておきましょう。

お風呂でお尻を清潔に保つ

お尻のニキビは一度できてしまうと再発を繰り返すことが多いため、常に清潔を保つようにしましょう。
入浴時は湯船によく浸り、毛穴の中の汚れを浮き上がらせて洗い流すことが大切です。

入浴後は化粧水や乳液で保湿をすることで、皮膚の弾力を維持し、ニキビ跡や色素沈着を防ぐことができます。

タイトな服を着ない

身体のラインに密着するような衣服(サポート力の強いアンダーウェアやスキニージーンズなど)は長時間着用しないようにしましょう。
また、ナイロンやレザーなどの素材はお尻を蒸れやすくする恐れがあります。これらの素材のボトムスを履くなら短時間にしておくことをオススメします。

長時間座り続けない

長時間座ると体重の重みでお尻のニキビが炎症を起こし悪化してしまう可能性があります。
一定時間経過したら立ち上がったり姿勢を変えたりするなどをしてお尻の負担を軽くしましょう。

お尻ニキビにおすすめの漢方薬

お尻のニキビを根本的に改善するためには漢方薬の服用がオススメです。
十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)は細菌の繁殖や炎症を抑制してニキビの症状を改善する効果があります。
また、清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)は体にこもった熱を取り、炎症を鎮めるのに効果的です。

デコルテニキビの原因とおすすめのケア方法

デコルテは皮脂の分泌が多く、首や背中と同様にニキビができやすい場所です。

セミロングのヘアスタイルでは毛先がちょうどデコルテに当たります。
そのため、洗髪後のシャンプー・リンスや整髪料が毛穴に侵入し、皮脂と混ざってアクネ菌が増殖することでニキビが悪化しやすくなります。

この章では、デコルテニキビのケア方法を確認しておきましょう。

デコルテを清潔に保つ

洗髪後のシャンプー・リンスがデコルテに付かないために洗髪後に体を洗うようにしましょう。
汗をかいたらこまめに拭き取り、デコルテを清潔に保つことが大切です。

デコルテの乾燥を防ぐ

デコルテに付いた皮脂を落とそうと何度も洗ってしまうと皮膚が乾燥し、かえって皮脂の分泌を促進させてしまいます。
入浴後は油分の少ない保湿剤を使用して、デコルテの乾燥を防ぎましょう。

肌を刺激しない衣服や寝具を

肌に刺激を与えないために、衣服は通気性の良いコットン素材のものがオススメです。
衣服や寝具が不衛生であると、皮膚の細菌が増殖しニキビが悪化してしまう恐れがありますので、常に清潔を保つようにしましょう。

デコルテニキビにおすすめの漢方薬

デコルテのニキビを根本的に改善するためには、漢方薬の服用が効果的です。
清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)は体に溜まった熱を取り、炎症を鎮めて改善する効果があります。細菌の繁殖や炎症を抑制してニキビを改善する効果がある十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)もオススメです。

背中ニキビの原因とおすすめのケア方法

背中ニキビができるのにはいくつもの原因があります。

まず、常在菌による炎症があります。マラセチア菌、黄色ブドウ球菌などの常在菌が毛穴の奥にある皮膚の組織層(毛のう)に入り繁殖し炎症を起こすことで生じます。

そして汗や皮脂汚れ、紫外線などによる皮膚への刺激や、ストレスなどによるホルモン分泌の乱れによっても背中ニキビができる原因です。
また、肩こり、頭痛、月経痛がある方は血の巡りが悪く、背中ニキビができやすいと言われています。

ここでは、背中ニキビのケア方法を確認しておきましょう。

皮膚を清潔に保つ

菌の繁殖を防ぐため、汗をかいたらすぐに拭き取るようにします。
入浴時は石鹸で良く洗い、すすぎ残しがないようにしてくださいね。

衣服は風通しが良く吸湿性の高い生地を選ぶことが大切です。コットンなどの天然素材が良いでしょう。

食生活を見直す

脂質や糖分の多い食事は皮脂が過剰分泌され毛穴詰まりの原因になりますので注意しましょう。

肌の調子を整えるビタミンB群、ビタミンC、老廃物を流す働きがあるはと麦茶、プーアール茶、昆布、ワカメ、こんにゃく、血行を良くするプルーンやイチジクなどがオススメです。

背中ニキビにおすすめの漢方薬

背中ニキビを根本的に改善したい方にオススメの漢方薬が2種類あります。
細菌の繁殖、炎症を抑制しニキビの症状を改善する十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)と、体に溜まった熱を取り、炎症を鎮める清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)です。

まとめ

一度できるとすごく気になる体ニキビ。ここでは首・お尻・デコルテ・背中にできるニキビの原因とケア方法について見てきました。

肌を清潔に保つとともに、乾燥や外部からの刺激を防ぎ、体をしめつけずに血行をよくすることがケアの基本です。

体にできたニキビのケアに漢方薬が役立つ例もあります。
セルフケアを試してもなかなか改善しない場合には、お近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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