上司失格!? 視力の低下がバレて部下の企画書の文字サイズが3倍に!

体験談

ちょっとスマホで調べ物をしていただけで目がチカチカして字がかすんで見えてくる、近くのものが見えづらく、雑誌を読むときも手を伸ばして遠くに置かないと読めない……。
閉経期以降の50〜60代のシニア世代の女性の中には、こうした「視力の低下」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

そんな自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「視力の低下」をテーマに、医師の青木先生にお話を伺ってみました。 

年々進む視力の低下、この見えづらさを食い止める方法を教えて!

聡子さん(54歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

子供の頃から目が良く、左右ともに1.5の視力が自慢の私でしたが、このところどうも視力が落ちている気がするんです。
もちろん、近くのものが見えづらくなる老眼は今に始まったことではなく、数年前から細かい文字を読む時は老眼鏡が手放せません。ですが、それに加えて最近は、ちょっとパソコン作業が増えただけで、目がかすんで文字が見えづらく、遠くのものも近くのものを見るのも顔をしかめなければならない始末。
先日も、部下の20代の社員が企画書を持ってきたのですが、これがもう読みづらいのなんの……。文字がぎゅうぎゅうに詰め込んである熱意が前のめりな企画書だったことも災いして、顔をしかめつつ遠ざけたり近寄せたりしてようやく読破しました。
そのとき、修正部分を軽く指摘したのですが、書き直して再提出された企画書を見てびっくり!  当初提出されたものよりも文字が3倍くらいのサイズに拡大されているではありませんか。
若手社員の気遣いはありがたいものの、上司としてこれではいけないと反省。
どうにか年々進む視力の低下をストップし、あわよくば回復させる方法はないものでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
加齢とともにある程度の視力の低下は仕方がないものですが、お仕事をされている場合は特に老眼やかすみ目などによる見えづらさはストレスになりますよね。
今回は、視力の低下の原因や改善方法について詳しくお伝えしていきましょう。

視力低下は加齢による「腎」や「肝」の衰えが原因に

大人になってから視力が低下するのは、近視や遠視、乱視以外にも、ドライアイや眼精疲労、老眼や白内障など、さまざまな原因があります。
これらの原因がもとで目がかすんだり、物が見えづらくなったりする症状が起こります。

特に50代以降のシニア世代の視力低下では、加齢にともなって進行し、近くのものが見えづらくなる老眼や、紫外線の影響から物を見るレンズの役割をする水晶体が濁る白内障などが多いと考えられます。
他にも、飛蚊症や緑内障などの眼病や、糖尿病により網膜に出血を起こす糖尿病網膜症なども視力低下の原因になりますが、こうした疾患の場合は、放置せず眼科で適切な治療を受けるようにしましょう。

また東洋医学では、加齢や自律神経の乱れによって「腎(じん)」の衰えや「肝(かん)」の働きの低下が生じることで視力の低下が起こると考えられています。

次の章ではこのような「視力の低下」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきます。

視力の低下を改善するセルフケア3選

1.眼精疲労を溜めず、こまめに解消する

パソコンやスマホの画面を長時間眺め続けると、筋肉の緊張が続いて目の疲れや痛みなどの眼精疲労に加え、かすみや乾燥、涙が出にくくなるといったドライアイの症状が出てくることがあります。
画面を凝視して瞬きの回数が大幅に減ると、目の表面が乾燥したり、長時間近くを見続けることで視力低下につながったりすることがあるため、作業中はこまめに休憩をとり、しっかり目を休めるようにしましょう。
また、目に合わない眼鏡をかけて作業をすることも視力低下の原因になります。老眼用の症状が出てきたら老眼用の眼鏡をかけるようにして目に負担をかけないようにすることが大切です。

2.「腎」と「肝」の働きを高める食材を摂る

東洋医学では、老化と目の関係は密接で、加齢にともなって「腎(じん)」が衰えると体はもちろん、目の機能も衰えて視力の低下が進むと考えられています。
自律神経と関係が深く、血液を全身に巡らせる働きのある「肝」も目の働きに大きな影響を与えています。
日頃から「腎」や「肝」の働きを補う食材を積極的に取り入れるように意識してみましょう。

◎「腎」と「肝」の働きを補う食材
レバー・ウナギ・イワシ・アワビ・牡蠣・黒ゴマ・黒キクラゲ・クコの実・ブルーベリー・ライチなど

3.耳マッサージで目の血流を改善する

目が疲れてかすんだり、見えづらさが生じる要因にはさまざまなものがありますが、こうした視力低下の原因のひとつに目の周囲の血流の悪化や目や脳への酸素不足が考えられます。
目の周囲から頭部にかけての筋肉が凝っていると、目や脳に十分な血液や酸素が供給されず、目の状態が悪化してしまうのです。
こうした状態を改善するには、「耳マッサージ」をすることで頭部や目の周りの血流を良くすることが有効です。
目の疲れを感じたら、耳の上部、中央、耳たぶの順に指先に程よい力を入れて引っ張ってみましょう。
毎日数回ずつ、こまめに続けることで目はもちろん、全身の疲労感なども和らぐ効果を感じられるでしょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

視力の低下を改善するためには、セルフケアでの治療に加えて、体質の改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。
特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、八味地黄丸(ハチミジオウガン)です。
疲れやすく、目のかすみや見えづらさを感じる方の「気(生命エネルギー)」、「血(血液)」、「水(水分)」を増やして体全体の機能を向上させ、「腎」の働きを高めて目の症状を改善する効果があります。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「あんしん漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。
自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あんしん漢方のサービス紹介はこちらをご確認ください。
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眼精疲労を避け、目の周りの血流を良くしましょう

今回は、視力の低下の改善方法や漢方薬をご紹介してきました。
視力の低下を避けるためには、長時間のPC作業や目の酷使を避け、こまめに目を休めるようにすること、目の周りや頭部、肩などの凝りを解消して血の巡りを良くすることが大切です。
日頃から栄養バランスのとれた食事をするとともに、目に栄養を与える食材を積極的に摂るようにすると良いでしょう。

また、こうした視力の低下にまつわる悩みには、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。
セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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