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育児中に性器ヘルペスに感染! 初めての性病と夫の裏切りに大ショック…

体験談

突然隠部のかゆみに襲われ、水泡やただれが出来て痛くて仕方がない、若い頃に感染した性器ヘルペスが何度も再発し、症状が起こるたびにつらい思いをしている……。
30代〜50代の女性の中には、こうした「性器ヘルペス」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こんな自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 「健タメ!」では読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「性器ヘルペス」をテーマに、医師の白井先生にお話を伺ってみました。

完治が難しい性器ヘルペス…再発を避けうまく付き合っていく方法は?

早枝さん(39歳女性)、主婦の方からご質問をいただきました。

2歳と4歳の小さな子どもの育児に終われ、毎日寝不足で疲労困憊だった私。夫のことを構っているゆとりもなかったせいか、次第に夫の帰りが遅くなることが増えてきたんです。
変だなと思いつつもそれどころではなく、数ヶ月近く放置していたある日のこと……。どうにも膣やお尻の周りがかゆくてたまらなくなってきたんです。恐る恐る鏡で隠部を見てみると、赤く腫れた水ぶくれのようなものがブツブツとできていて、それはそれは気持ち悪い状態に。
見た目のグロテスクさにショックを受けているうちに、かゆみが次第に痛みに変わり、鼠蹊部のリンパまで腫れてきました。
慌てて病院に駆け込むと、診断結果は、まさかの「性器ヘルペス」。もちろん私もそれが性病だということは知っています。これまで一度も罹ったことことのない性病になった、というショックに加え、夫への疑惑がムクムクと頭をもたげてしまい、処方された抗ウイルス薬を握りしめながら、不安と怒りで泣きたいような気持ちで家路に着きました。
病院の先生は、原因が旦那さんかはなんともいえない、ということでしたが、私の中ではほぼ夫の“クロ”は確定済み。子供を寝かしつけた後に大げんかになったのは言うまでもありません。
性器ヘルペスは再発の可能性も高いそうなのですが、再発のたびにこの怒りの感情が湧いてくるのもさらに怒り倍増です。一刻も早く症状を改善するのはもちろん、この病気とどう付き合っていけばいいのか、教えてください。

ご質問ありがとうございます。
性器ヘルペスへの感染は今回が初めてとのことですが、初感染の場合は症状が重く出ることも多く、大変おつらいことと思います。
今回は性器ヘルペスの原因や改善方法について詳しくお伝えしていきましょう。

性器ヘルペスは性交渉によるウイルス感染が原因

性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス1型もしくは2型の感染によって、性器周辺の皮膚に炎症性の病変が起こる感染症で、感染経路は主に性交渉を通じたウイルス感染であるため、性感染症のひとつとして数えられます。初めて感染したときは2〜10日間ほどの潜伏期間を経て発症し、発熱や隠部周辺のかゆみや痛みをともなう粘膜の炎症が起こります。
一度性器ヘルペスに感染すると、免疫力の低下や疲労、ストレスの蓄積などを機に神経節に潜むウイルスが再活性化して症状が再発したり、膀胱炎や髄膜炎の誘因になることもあり、完治は難しいとされています。
また、女性の場合は経膣分娩によって新生児に垂直感染を起こすことがあるため注意が必要です。

東洋医学では、ヘルペスは五臓のうちの胃腸をつかさどる「脾(ひ)」の衰えによって生じるとされ、暴飲暴食や疲労による体力の衰えに加えて、体に「風熱(ふうねつ)」や「湿熱(しつねつ)」などの余分な熱が溜まることで生じると考えられています。

次の章ではこのような「性器ヘルペス」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

性器ヘルペスを改善する西洋医学的治療法

1.病変部の臨床診断やDNA検査で診断を行う

性器ヘルペスは、感染後2日〜10日前後で発症することが多く、性器周辺や下肢、臀部などに水疱やただれなどの症状が生じます。
また、オーラルセックスによる感染では口腔内に症状が現れることもあるため、口腔内の病変も確認が必要です。初めての感染時は症状が強いことが多く、発熱や倦怠感、鼠径部リンパ節の腫れなどがともなうこともあるようです。
性器ヘルペスの診断は、多くの場合は病変部の状態を診察することによる臨床診断を行い、初回の感染である場合や潰瘍が見られる場合は、ウイルスのDNAを検出する迅速検査を行うこともあります。
必要に応じて血液中の抗体を調べる検査が行われることもありますが、抗体検査では感度の低さから偽陽性が出る可能性や初感染か再発かの判別ができないこともあるため、多くの場合は医師による臨床診断が優先されるようです。

2.抗ウイルス薬の内服治療を中心に治療を行う

性器ヘルペスは、神経へのウイルス感染が原因であるため、基本的には抗ウイルス薬の内服治療を主軸とした治療が行われ、かゆみや腫れなどの皮膚症状が強い場合には外用薬治療も併行して行います。
初回感染の場合はもちろん、再発時や症状の軽い場合であっても抗ウイルス薬の服用は有効です。自分に症状がなくてもパートナーに感染させないことや再発予防を目的としての服用が推奨されます。通常は5日間程度の服薬と、その後の状態によってはさらに5日間ほどの服薬の継続で症状が治まる場合が多いようですが、症状や痛みが強い場合は点滴治療や入院治療が行われることもあるようです。

性器ヘルペスは体調によって神経節に潜んだウイルスが再活性化して何度も再発してしまうことも多く、完治することが難しい病気ではありますが、初感染の際にも再発した時にも早めの治療を行うことで症状を軽度に抑えることが重要です。

東洋医学的治療法の併用も効果的!

性器ヘルペスを再発させないためには、ウイルスの再活性化を誘発する原因となるストレスや疲労を溜め込まないようにすることが大切です。
パートナーに感染させることのないためにも、きちんと病院での治療を行った上で、体の抵抗力や免疫力を高める規則正しい生活を送り、再発を防ぐように心がけると良いでしょう。

さらに症状を改善するためには、西洋医学での治療に加えて、根本的な体質改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。
特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)です。水疱やただれの炎症のひどい方や初感染時で症状が強く出ている方の体を冷やして余分な熱をとり、炎症症状を和らげる効果があります。
また、疲労やストレスによる抵抗力の低下から性器ヘルペスの症状を繰り返しやすい方には、胃腸の働きや免疫機能を高めて症状の再発を抑える効果のある補中益気湯(ホチュウエッキトウ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「あんしん漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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体も心もケアしてウイルスの再活性化を防ぎましょう

今回は、性器ヘルペスに悩む方のための治療法や漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善のためには、まずは専門医のもとで適切な検査を受け、正確な診断を受けてから適切な服薬治療を行うようにしましょう。
また、再発を防ぐためには、日頃から疲労やストレスを溜め込まないようにして、体の抵抗力や免疫力を高める生活を送ることが大切です。
こうした性器ヘルペスの症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。再発を繰り返したりなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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