もう見るのも嫌! ブツブツの黒ずみ毛穴との不毛な戦いを終わらせたい

体験談

小鼻やあごの毛穴の目立つ部分が黒ずんでいるように見える、Tゾーンの毛穴の黒ずみを隠したいあまり、ベースメイクが濃くなってしまいがち……。
30代の女性の中には、こんな「毛穴の黒ずみ」に悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師がお答えしていきます。

今回は「毛穴の黒ずみ」をテーマに、内科医の田中先生にお話を伺ってみました。

頑張ってケアしているのに悪化する一方!  醜い黒ずみ毛穴はどう治す?

凛さん(34歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

このところ仕事が忙しく、食生活が乱れ、睡眠不足が続いているせいか、肌トラブルが多くて気持ちが滅入っています。特に嫌なのが、Tゾーン周りのボツボツとした黒ずみ。きちんとケアしているつもりなのですが一向に良くなりません。
先日も、どうにか黒ずみが取れないものかと美白効果を謳っているクレンジング剤で気になる部分をグルグルとこすってみたのですが、洗顔後も特に黒ずみに変化はナシ。それどころか、翌日から鼻の周りがカサカサと乾燥してしまい、慌てて保湿してからファンデーションを塗ってみたものの、夕方頃になるとかえって肌がベタつくような気がして……。
黒ずみ毛穴を少しでも隠そうとコンシーラーで必死にカバーしましたが、隠しきれない黒ずみとファンデションの厚塗り感で、夕方近くにもなると顔がドロドロに!
日が経つにつれて黒ずみもますます悪化するような気がしています。いたちごっこのようなことをしているうちに毛穴はどんどん開いてくるし、肌はザラザラと乾燥するしで、もうどうしていいかわかりません。
ただ洗っているだけでは黒ずみは取れませんし、いったいどうしたら黒ずみ毛穴の目立たない、つるつるの美肌になれるのでしょうか。

ご質問ありがとうございます。
額やアゴ、小鼻などのTゾーンには皮脂線が多く、毛穴づまりや乾燥によるバリア機能の低下から毛穴トラブルを招きやすいため、正しいお手入れをすることが大切です。
今回は、こうした毛穴の黒ずみの原因や改善方法について詳しくお伝えしていきましょう。

毛穴の黒ずみは角栓の酸化やメラノサイトの活性化が原因

Tゾーンや小鼻を中心に、毛穴が黒ずんでしまう原因として考えられるのが、過剰な皮脂分泌や肌の乾燥、ターンオーバーの乱れから起こる「毛穴づまり」です。
こうした毛穴づまりによってできた角栓に汚れが付着したり、酸化したりすることによって毛穴が黒っぽく見えるのが、毛穴の黒ずみの正体だと考えられます。
また頻繁に肌を手で触ったり、角栓除去のシートパックを使い過ぎることによって毛穴のまわりに炎症が生じると、角層のメラノサイトが活性化されて黒ずみになってしまうこともあります。

東洋医学では毛穴の黒ずみは体内の「気(生命エネルギー)」「血(血液)」「水(水分)」のバランスの崩れが原因とされています。改善するには、これらのバランスを整えることで皮膚の代謝を良くし、正常な状態に戻すことが必要だと考えられています。

次の章ではこのような「毛穴の黒ずみ」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきます。

毛穴の黒ずみを改善する3つのセルフケア

1.クレンジングで肌をこすり過ぎない

毛穴の黒ずみを防ぐためには、日々のクレンジングや洗顔でメイク汚れや皮脂汚れを落とし、正しいスキンケアをすることが大切です。
黒ずみが気になるからといってゴシゴシこすったり何度も洗顔したりすることは、かえって肌の乾燥やバリア機能の低下を招き、肌を傷めることになるため、洗い方は「素早く丁寧に」がポイントです。
洗浄料をよく泡だて、気になる部分は優しくクルクルとマッサージするように洗い、ぬるま湯で素早くすすぐこと。洗顔後は保湿効果のある化粧水や乳液でしっかり肌に潤いを与えるようにしましょう。

2.ファンデーションの厚塗りより下地でカバーを

黒ずんだ毛穴を隠そうと、コンシーラーやカバー力の強いファンデーションを塗り重ねることは肌への負担を増し、結果的にメイク崩れからさらに黒ずんだ毛穴が悪目立ちする結果になってしまいます。
メイクをする前にはしっかりと保湿スキンケアをして肌の土台を作り、毛穴カバータイプの下地などを活用してファンデーションの厚塗りを避けましょう。

3.内側からのケアで肌の生まれ変わりを促す

毛穴の黒ずみを予防するためには、新陳代謝を促進し、肌の生まれ変わりを促すことが一番です。
そのためにも、スキンケアによる外側のケアに加え、睡眠や食事、適度な運動を取り入れて内側のケアをすることが大切です。
ホルモンや皮脂のバランスを整える効果のあるビタミン類や、肌を作るもととなるタンパク質をたっぷり摂ること、そして、毎日の生活の中にウォーキングやストレッチなどを取り入れて、良質な睡眠をたっぷりとるように心がけるようにしてください。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

毛穴の黒ずみを改善するためには、セルフケアに加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)です。小鼻周りの毛穴の黒ずみや脂っぽさが気になる方の、過剰な皮脂分泌を抑え、顔に溜まった余分な熱を冷まして症状を改善する効果があります。
また、皮膚が乾燥しやすく、毛穴のザラつきが気になる方の「気」や「血」の巡りを良くして肌に栄養を与え、新陳代謝を促す効果のある桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンヨクイニン)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「あんしん漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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正しいスキンケアで肌の新陳代謝を高めましょう

今回は、毛穴の黒ずみに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善には、むやみに毛穴をいじらず、スキンケアでたっぷりと肌に潤いを与えることや、規則正しい生活を心がけて肌のターンオーバーを正常化することが大切です。
また、こうした毛穴の黒ずみの症状改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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