マスクの上に血走った目がギョロリ…ホラー過ぎる目の赤みを消したい!

体験談

寝不足が続いたら目が赤く血走ったように充血してしまった、ちょっと目をこすったら白目の一部が真っ赤になってしまった……。
30〜60代の多くの世代の女性の中には、このような「目の赤み」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を、医師がお答えしていきます。

今回は「目の赤み」をテーマに、医師の白井先生にお話を伺ってみました。

疲れ目で目が充血して真っ赤! 繰り返す充血をスッキリ解消したい…

奈那さん(41歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

先日、寝不足と残業疲れが続いていたこともあって、朝から目が充血気味だったんです。まあ時間が経てばそのうちに治るだろう、なんて軽く考えて出社したものの、その後も資料制作でパソコンの画面とにらめっこをしていたせいか、さらに疲れ目が加速。時間が経つほどに状態がひどい状態になっていたみたいで……。
その日は夕方から大事な打ち合わせがあったのですが、会う人会う人、みなさんに「目、真っ赤ですけど大丈夫ですか?」なんて心配される始末。私としては、ちょっと目が乾いてシバシバするくらいで特に痛みやかゆみもなかったので、「え!? そんなに言うほど?」なんて思っていたんです。でも、なんだけ気になってしまい、打ち合わせの後トイレによって鏡を眺めてびっくり! 
白目のところに血走ったような赤い筋がピリピリと走っていて、まるでホラー映画のお化けのよう……。しかも、ぴっちりと真っ白なマスクをしているせいもあって、真っ赤に血走った目元だけが悪目立ちしていたんです。これじゃあみんなギョッとするよね、と思いつつ、帰りに薬局で目薬を買って帰宅しました。
何度か点眼してだいぶ充血はよくなったものの、思い返せばここ数ヶ月、目が充血することが多かった気がして、なんだか不安になってしまいました。年のせいもあるのかもしれませんが、マスク生活を送るようになり、澄んだ目元って大事だなと改めて思っています。
充血を繰り返さず、綺麗な白目を保つ良い方法があれば、ぜひ教えてください。

ご質問ありがとうございます。
充血は、目の不調の大事なサインにもなるため、放置せずにしっかりケアして早めに改善することが大切です。
今回は、目が赤くなる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

目の赤みは「結膜の充血」と「結膜下出血」が主な原因

目が充血し、白目が赤くなる症状は主に「結膜の充血」と「結膜下出血」の2種類があります。白目の表面を覆う結膜の表面には多くの細い血管が通っていますが、目の疲れや乾き、紫外線ダメージ、コンタクトレンズの長時間の装用などによって血管が膨張して筋状の赤みが起こるのが「結膜の充血」です。
また目を強くこすることや打撃による刺激から結膜の血管の一部が破れ、出血を起こした部分が赤くなってしまう状態を「結膜下出血」といいます。
多くの場合は時間とともに軽快しますが、充血に加えてかゆみや大量の目やにがある場合や、痛みがひどい場合は眼科で診断と治療を受けるようにしましょう。

東洋医学では、目は五臓のうちの「肝(かん)」と関係が深いとされ、「肝」の衰えから疲労や全身の栄養不足が起きて「血虚(けっきょ)」の状態になることや、老化によって「腎(じん)」が弱ることで目に赤みが生じやすくなると考えられています。

次の章ではこのような「目の赤み」を改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

目の赤みをスッキリ解消するセルフケア3選

1.身の回りを清潔にして充血を防ぐ環境を整える

目の充血を防ぐには、結膜に刺激を与えるホコリや花粉、ペットの毛や細菌などの付着を防ぐことと、日頃から手指や目を清潔に保ち汚れた手で目をこすらないことが大切です。
部屋をこまめに掃除してアレルゲンを排除することや、適度な湿度を保って目の乾燥を防ぐことが充血予防につながります。
また、紫外線によるダメージから目の充血が起きたり悪化したりすることがあるため、外出時は帽子や日傘、UV加工のアイウェアを活用して紫外線から目を守るようにしましょう。

2.目の疲労やストレスはこまめに癒しましょう

疲労やストレスの蓄積は、目の充血の原因になることがあります。長時間ブルーライトを発するパソコンやスマホのモニターを眺めることは目に大きな負担をかけるため、疲れを感じたら無理をせず、こまめに休憩を取って目を休ませ、リラックスできる時間を持つように心がけましょう。
デスクワークで目の充血や乾燥が気になる時に市販の目薬をさすのも良いですが、日常的に使用する場合は、潤いや栄養を補給する成分がメインのものがオススメです。
目の充血に特化した目薬の中には血管を収縮させる作用が強いものもあり、過剰な使用によりかえって目が赤くなったり、痛みが起きたりことがあります。医師の処方でない目薬の過剰な連用は避けるようにしましょう。

3.食事や生活習慣を改善して充血予防&改善を!

体の健康は目の健康にも直結します。結膜の充血を避けるためには、タバコやアルコール、粘膜に刺激を与えて血管の収縮を招く嗜好品はなるべく避けることが大切です。
日頃から栄養バランスのとれた食事を三食きちんととるようにし、ビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類やミネラルを多く含むタンパク質や野菜を積極的に摂り、夜更かしや寝不足、不摂生な生活を避けて、規則正しい生活を送るように心がけましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

目の赤みを改善するために、休息や目薬などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、滋腎明目湯(ジジンメイモクトウ)です。疲労が強く、充血や目の乾きの症状がある方の「腎」の機能を回復させ、「肝」の血液不足を補うことで目の機能を回復させる効果があります。
また、花粉や動物、ハウスダストなのアレルギーによって目が充血する方には、体内の余分な「水(水分)」の発散を促して症状を改善する葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)も良いでしょう。

自分の症状や体質にぴったりマッチした漢方薬を選ぶのは難しいと感じがちですが、「オンラインAI漢方」では、お悩みの症状を元にAIがあなたにぴったりな漢方薬をご案内しています。自宅にいながら気軽に始められますので、ぜひチェックしてみてください。

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目の健康=体の健康! 日頃の体調管理を万全にしましょう

今回は、目の赤みに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
症状の改善のためには、疲労やストレスをこまめに解消して目の疲労を溜めないこと、規則正しい生活習慣と栄養バランスのとれた食生活で日頃から体調を整えておくことが大切です。
そして、セルフケアを試しても目の充血が改善されなかったり、悪化したりする場合は、結膜炎やドライアイ、ぶどう膜炎といった病気の可能性があるため、早期に眼科で診断を受け、適切な診断を受けるようにしましょう。
こうした気になる目の症状の改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。セルフケアに加えて根本的な体質改善を目指すためにも、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

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